毎週、ゴルフツアー会場で選手たちを撮影し続けるプロカメラマン。インサイドロープでプロゴルファーの凄みや熱気を感じ、ときおり会話のやりとりを見聞きするなど、“試合中の選手たちに最も近いメディア”であるツアーカメラマンが見た印象的な景色を紹介する。【三井住友VISA太平洋マスターズ編】
金谷拓実のドライバースイング【動画】
「間違いなく、今年のベストバウトでした」と村上航カメラマンが語るのは、金谷拓実(東北福祉大3年)とショーン・ノリス(南アフリカ)の優勝争いだ。
1打を競る接戦が最終ホールまで繰り広げられ、「どちらかが崩れて優勝が決まるのではなく、二人が伸ばしあっての勝負は撮影していて楽しかった」(村上カメラマン)。最終ホールは金谷が7mのイーグルパットを沈めて勝敗を決した。その中で特に印象に残ったのが、イーグルパットを決めた直後のガッツポーズだ。
2017年に金谷が優勝争いを演じた「日本オープン」や、今季の海外メジャー「マスターズ」、「全英オープン」でも金谷を撮影してきた村上カメラマン。「普段から冷静なイメージですし、話していても頭がよく、淡々とプレーを進める印象です」。そんな金谷が、ときおり闘争心を露にするのがバーディを奪ったときだ。
「普段の感じと違って、プレー中は意外とガッツポーズをとる。ほかのアマチュア選手と比べても多いと思います」。プロのトーナメントでも物怖じせず、堂々と感情をむき出しにできることも強さの一因。「肝が据わっていると改めて感じました」と、世界1位のアマチュアの強さを間近で感じた一戦だった。
金谷拓実のドライバースイング【動画】
「間違いなく、今年のベストバウトでした」と村上航カメラマンが語るのは、金谷拓実(東北福祉大3年)とショーン・ノリス(南アフリカ)の優勝争いだ。
1打を競る接戦が最終ホールまで繰り広げられ、「どちらかが崩れて優勝が決まるのではなく、二人が伸ばしあっての勝負は撮影していて楽しかった」(村上カメラマン)。最終ホールは金谷が7mのイーグルパットを沈めて勝敗を決した。その中で特に印象に残ったのが、イーグルパットを決めた直後のガッツポーズだ。
2017年に金谷が優勝争いを演じた「日本オープン」や、今季の海外メジャー「マスターズ」、「全英オープン」でも金谷を撮影してきた村上カメラマン。「普段から冷静なイメージですし、話していても頭がよく、淡々とプレーを進める印象です」。そんな金谷が、ときおり闘争心を露にするのがバーディを奪ったときだ。
「普段の感じと違って、プレー中は意外とガッツポーズをとる。ほかのアマチュア選手と比べても多いと思います」。プロのトーナメントでも物怖じせず、堂々と感情をむき出しにできることも強さの一因。「肝が据わっていると改めて感じました」と、世界1位のアマチュアの強さを間近で感じた一戦だった。