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なぜボロボロになるまで戦うのか? 誰よりもゴルフが好きだから【記者の目】

なぜボロボロになるまで戦うのか? 誰よりもゴルフが好きだから【記者の目】

配信日時:2019年11月26日 11時58分

ゴルフへの情熱が燃え続けるレジェンドたち
ゴルフへの情熱が燃え続けるレジェンドたち (撮影:佐々木啓)
ここ2週、女子ツアーでは諸見里しのぶ、佐伯三貴、一ノ瀬優希、大江香織といった優勝経験者が一線から退くという話題があがっていたが、男子ツアーの「ダンロップフェニックス」でも「引き際」という言葉がテーマになっていた選手が2人いた。ツアー通算94勝のジャンボ尾崎こと尾崎将司と、ツアー通算48勝の中嶋常幸だ。

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ジャンボは初日に12ホールを終えたところで棄権し、中嶋は81位で予選落ちを喫した。残念ながら72歳のジャンボのゴルフを見る限り、予選通過は厳しいとしか思えない。ショットでいえば、飛距離、方向性は数年前よりも低下しているし、ショートゲームも思うようにピンに寄っていかない。

「今のゴルフには何も見るところはないよ。すべてがよくない。体力的に落ちていることが、すべての原因だ」

こう自身で分析するが、72歳という年齢を考えれば致し方ないだろう。腰痛を抱えているため、自分を追い込むだけのトレーニングをできないからだ。来年は、3試合程度に出場を抑える予定だが、それもこのオフにしっかりと体を治し、作り直せたのが条件となるはず。最低でも36ホールを回り切るだけの体力がなければ、いつツアーから撤退してもおかしくはない。

一方、65歳の中嶋は昨年から今年にかけて、ラストゲームを増やしている。昨年は「日本ツアーゴルフ選手権」、今年は「関西オープン」を卒業すると言った。そして、推薦出場だったダンロップフェニックスも今年で最後とする。来年以降は「ダンロップスリクソン福島オープン」にのみ出場する予定となっており、事実上のレギュラーツアー撤退といえるだろう。

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