<SMBCシンガポールオープン 最終日◇19日◇セントーサゴルフクラブ セラポンコース(シンガポール)◇7403ヤード・パー71>
貫禄のゴルフでリードを保った。「SMBCシンガポールオープン」最終日。後続と3打差の首位でスタートしたリオ五輪銅メダリストのマット・クーチャー(米国)が「70」で回り、トータル18アンダーで逃げ切り優勝を果たした。
こちらも大激戦 日本勢で全英行きを決めたのは…【写真】
決して楽な戦いではなかった。4番パー5でバーディを先行させたものの、落とし穴は7番パー5に待っていた。ティショットが木の根元に行くと、2打目はクラブが木に当たる痛恨のミスショット。その後もボールがカート道に大きくはねてロストボールとなるなど不運に見舞われ、結局このホールに「8打」を費やし、トリプルボギーで後続に並ばれてしまう。
しかし、米ツアー通算9勝のベテランは冷静さを見失わなかった。「ゴルフと人生は似ていて、難しい課題にどう立ち向かうかが重要。あそこから立ち直れたことにとても満足している」。
後半11番で1つ取り返すと、16番でもバーディを奪ってこの日イーブンに。最終ホールではバーディ締めで2打差の勝利を決めると、力強くこぶしを握った。ギャラリーからはクーチャーの愛称である“クーチ!!!”の大歓声がコースにこだました。
貫禄のゴルフでリードを保った。「SMBCシンガポールオープン」最終日。後続と3打差の首位でスタートしたリオ五輪銅メダリストのマット・クーチャー(米国)が「70」で回り、トータル18アンダーで逃げ切り優勝を果たした。
こちらも大激戦 日本勢で全英行きを決めたのは…【写真】
決して楽な戦いではなかった。4番パー5でバーディを先行させたものの、落とし穴は7番パー5に待っていた。ティショットが木の根元に行くと、2打目はクラブが木に当たる痛恨のミスショット。その後もボールがカート道に大きくはねてロストボールとなるなど不運に見舞われ、結局このホールに「8打」を費やし、トリプルボギーで後続に並ばれてしまう。
しかし、米ツアー通算9勝のベテランは冷静さを見失わなかった。「ゴルフと人生は似ていて、難しい課題にどう立ち向かうかが重要。あそこから立ち直れたことにとても満足している」。
後半11番で1つ取り返すと、16番でもバーディを奪ってこの日イーブンに。最終ホールではバーディ締めで2打差の勝利を決めると、力強くこぶしを握った。ギャラリーからはクーチャーの愛称である“クーチ!!!”の大歓声がコースにこだました。