2月1日(土)、千葉県のゴルフ練習場、アコーディア・ガーデン千葉北で「ジャンボ尾崎ジュニアレッスン会 supported by ISPS」が行われた。ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーのセレクションも兼ねたレッスン会には、32人のジュニア選手が参加。ジャンボこと尾崎将司のほか、尾崎健夫、原英莉花ら9人のプロが、手とり足とりの指導にあたった。
昨年は原英莉花と公の場で初の2ショット【写真】
この会の終了後にはジャンボが報道陣の取材に応じ、そこで今シーズンの意気込みなどの話題が振られた。しかし、「目標はないよ。ほっといてくれ」と、スタートから威勢のいい言葉が聞こえてこなかった。「トーナメントに出るには、それなりの準備をしないといけないが、それが最近はできていない。(ゴルフではなく)健康に過ごすための体力アップを図っているだけ。今の若い選手の練習に比べると“鼻クソ”みたいなもんだ」。豪快さが鳴りを潜めていた。
昨季は国内開幕戦の「東建ホームメイトカップ」など7試合に出場するも、予選落ちが2試合で、残る5試合も棄権と満足いく結果を残せず。「モチベーションが上がらず、『やってやる』という気持ちも出てこない。50年ゴルフをやると、こんなものなのかもしれない。密かに胸に秘める思いもあまりない」と“らしくない言葉”はその後も続く。これまでのオフとは異なり試合に向けての練習はなかなか手につかず、バットスイングなどでクラブを振るための体作りには着手しているものの、「それもどこまでできるか。何かいい薬はないものか」とポツリつぶやいた。
しかし、ジュニア育成への思いは年々強まる一方だ。「今は自分のことよりも若者のゴルフを見るのが楽しい」とジャンボは言う。「若い子と接して声を出すのがリフレッシュになる。どなり散らかす若さはまだあるよ」と、後進を育てることへのエネルギーが減ることはない。「今は『自分に甘く、人に厳しく』だな」。こう言って笑いを誘った。
レッスン会も今年で3回目。自身のアカデミーも設立し、多くの若いゴルファーと接する日々が続く。昨年のLPGAプロテストに合格した西郷真央も、過去にはこのレッスン会に参加。アカデミー入りを果たし、しっかりとプロの世界に飛び込むなど、実績も残している。レッスン会の最後には、「まだみんなのレベルは低い。何年後かにうまくなることを考え、継続することが大事。夢があるなら、しっかりと自分で考えを決めて、練習をしなさい」など若者たちにゲキも飛ばした。その姿は熱意にあふれている。
昨年は原英莉花と公の場で初の2ショット【写真】
この会の終了後にはジャンボが報道陣の取材に応じ、そこで今シーズンの意気込みなどの話題が振られた。しかし、「目標はないよ。ほっといてくれ」と、スタートから威勢のいい言葉が聞こえてこなかった。「トーナメントに出るには、それなりの準備をしないといけないが、それが最近はできていない。(ゴルフではなく)健康に過ごすための体力アップを図っているだけ。今の若い選手の練習に比べると“鼻クソ”みたいなもんだ」。豪快さが鳴りを潜めていた。
昨季は国内開幕戦の「東建ホームメイトカップ」など7試合に出場するも、予選落ちが2試合で、残る5試合も棄権と満足いく結果を残せず。「モチベーションが上がらず、『やってやる』という気持ちも出てこない。50年ゴルフをやると、こんなものなのかもしれない。密かに胸に秘める思いもあまりない」と“らしくない言葉”はその後も続く。これまでのオフとは異なり試合に向けての練習はなかなか手につかず、バットスイングなどでクラブを振るための体作りには着手しているものの、「それもどこまでできるか。何かいい薬はないものか」とポツリつぶやいた。
しかし、ジュニア育成への思いは年々強まる一方だ。「今は自分のことよりも若者のゴルフを見るのが楽しい」とジャンボは言う。「若い子と接して声を出すのがリフレッシュになる。どなり散らかす若さはまだあるよ」と、後進を育てることへのエネルギーが減ることはない。「今は『自分に甘く、人に厳しく』だな」。こう言って笑いを誘った。
レッスン会も今年で3回目。自身のアカデミーも設立し、多くの若いゴルファーと接する日々が続く。昨年のLPGAプロテストに合格した西郷真央も、過去にはこのレッスン会に参加。アカデミー入りを果たし、しっかりとプロの世界に飛び込むなど、実績も残している。レッスン会の最後には、「まだみんなのレベルは低い。何年後かにうまくなることを考え、継続することが大事。夢があるなら、しっかりと自分で考えを決めて、練習をしなさい」など若者たちにゲキも飛ばした。その姿は熱意にあふれている。