東京・丸の内にある屋内ゴルフスクールでも3月2日から13日までの臨時休業を決めた。新型ウイルス発生後も変わらず1日50人近い利用者があり、除菌の徹底や従業員のマスク着用などの予防策を講じていたものの、政府の要請や不特定多数の人が集まることを考慮しての決断に至った。取材から時間を置かずの臨時休業決定だった。
利用者に感染者が出たワンウェイゴルフクラブ(茨城県土浦市)だが、2月19日に東京都の保健所から連絡があり、一人予約でプレーしていた都内からの来場者が感染していたことが分かった。従業員など濃厚接触者は保健所の管理と健康観察を受けるなどし、現在も問題なく営業を続けている。一部キャンセルはあるものの、予約状況に大きな変化はないそうだ。
同コースでは感染防止強化として、次亜塩素酸水を使った1時間に1回の清掃、利用者の検温の必須化を加えた。担当者は「消毒用のアルコールが手に入らず保健所に教えてもらい次亜塩素酸水を使うことにした。体温計も手に入れるのが大変だった」と、営業を続ける中での苦労を明かしてくれた。
新型ウイルスの状況が日々刻々と変化することなどを配慮し、対応や言葉を選びながらコメントする担当者たちの声が印象に残った。館内の徹底清掃、アルコール消毒液の設置、従業員の健康管理と、できる限りの対策は講じているものの、これまでに経験したことのない非常事態なだけに、ゴルフ場や練習場は対応に頭を悩まし「政府や社会情勢に常に気を配っている。見えないウイルスに対しても、日々緊張感を持ち業務にあたっている」と胸の内を話す。
別の関係者は、「ゴルフはむしろ開放的な空間の中、日頃のリフレッシュとなる健康志向が強いスポーツ。一人ひとりが心がけ、エチケット、マナーを守って正しく健全な行為に努めてもらえるよう来場者、従業員には引き続き理解を求めていく」とし、いつ収束するか分からない状況への思いを口にした。
余談にはなるが、ゴルフ場の休業が続いて中国の上海、蘇州では営業が再開され始めた。日本でも、一日も早く事態が収束し安心してプレーできる日がきてほしい。
利用者に感染者が出たワンウェイゴルフクラブ(茨城県土浦市)だが、2月19日に東京都の保健所から連絡があり、一人予約でプレーしていた都内からの来場者が感染していたことが分かった。従業員など濃厚接触者は保健所の管理と健康観察を受けるなどし、現在も問題なく営業を続けている。一部キャンセルはあるものの、予約状況に大きな変化はないそうだ。
同コースでは感染防止強化として、次亜塩素酸水を使った1時間に1回の清掃、利用者の検温の必須化を加えた。担当者は「消毒用のアルコールが手に入らず保健所に教えてもらい次亜塩素酸水を使うことにした。体温計も手に入れるのが大変だった」と、営業を続ける中での苦労を明かしてくれた。
新型ウイルスの状況が日々刻々と変化することなどを配慮し、対応や言葉を選びながらコメントする担当者たちの声が印象に残った。館内の徹底清掃、アルコール消毒液の設置、従業員の健康管理と、できる限りの対策は講じているものの、これまでに経験したことのない非常事態なだけに、ゴルフ場や練習場は対応に頭を悩まし「政府や社会情勢に常に気を配っている。見えないウイルスに対しても、日々緊張感を持ち業務にあたっている」と胸の内を話す。
別の関係者は、「ゴルフはむしろ開放的な空間の中、日頃のリフレッシュとなる健康志向が強いスポーツ。一人ひとりが心がけ、エチケット、マナーを守って正しく健全な行為に努めてもらえるよう来場者、従業員には引き続き理解を求めていく」とし、いつ収束するか分からない状況への思いを口にした。
余談にはなるが、ゴルフ場の休業が続いて中国の上海、蘇州では営業が再開され始めた。日本でも、一日も早く事態が収束し安心してプレーできる日がきてほしい。