23日、国内男子ツアーの「ANAオープン」を主催している全日本空輸株式会社（ANA）と日本ゴルフツアー機構（JGTO）は、今年の9月17日〜20日に北海道の札幌ゴルフ倶楽部輪厚コースで開催予定だった同大会の中止を発表した。

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これを受けて、昨年の同大会で優勝した浅地洋佑がコメントを寄せた。

「昨年、2勝を飾った思い出のトーナメントが、今年2大会とも中止になってしまったことは、非常に残念ですが（浅地が初優勝を挙げた5月のアジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフも中止）、僕たち選手をはじめ、ボランティアやファンの皆さんなど、関係するすべての方々の安全を考え、苦渋の決断をしてくださった主催者の皆さま、また、一昨年大会の中止から復活した昨年に続く開催に向けて、今年も準備に尽力してくださったスタッフの方々に、心より感謝申し上げます。

新型コロナウイルスは、次の第二波も警戒されています。僕たち選手も油断することなく、引き続き感染防止を心掛け、試合がない間も心身共に鍛錬につとめ、また来年、北海道のファンのみなさんの前で成長した姿をお見せできるよう、頑張ってまいります。今後とも、男子ゴルフへのあたたかなご支援、ご声援を何卒宜しくお願いいたします」

国内男子ツアーは6月17日に2020年と21年シーズンの統合を発表したばかり。現在、8月20日開幕の「長嶋茂雄 INVITATIONAL セガサミーカップ」からのツアー再開に向けて調整を行っている。