ところが、17番パー3で単独首位を走っていたハン・ジュンゴン(韓国)がティショットを池に落とすトラブル。最終ホールでバーディを獲った石川が追いつき、勝負はプレーオフにもつれ込んだ。プレーオフ1ホール目で4mのイーグルパットをねじ込んだ石川が勝利。16年の「RIZAP KBCオーガスタ」以来の優勝に、「自分がここに立っているのが信じられないくらい、夢なのかなと思うくらい」とコメント。豪快なガッツポーズに会場中が熱気に沸いた。ちなみに、石川がアマチュア優勝を果たした07年の「マンシングウェアオープン KSBカップ」でも36ホールを回った上での逆転優勝。長丁場での勝負強さを印象づけた。
大会初制覇を果たした石川。ディフェンディングチャンピオンとして大会で活躍する姿は、また21年大会でのお楽しみだ。
大会初制覇を果たした石川。ディフェンディングチャンピオンとして大会で活躍する姿は、また21年大会でのお楽しみだ。