ウェッジ4本のフルショットによって、バーディチャンスのレンジと数を増やす。その意図はティショットにも表れていた。『どんなホールも怖がらずにドライバーで攻める』という時代もあった石川だが、この日は3番ウッドや2番アイアンでのティショットが多かったのだ。
「3番ウッドや2番アイアンでティショットを打っても、自分のピンを狙っていける距離、100〜120ヤードくらいに収まるホールがありました。逆にドライバーで打つと、70〜80ヤードまでいって、サンドウェッジのフルショットができなくなるので、そこまで打っていくことは、今日はしなかったですね」
実質56度を足して4本のウェッジを入れたことで、3番アイアンを抜くことになる。これについてキャロウェイのツアーレップ、島田研二氏に話を聞くと、「4番アイアンをちょっと調整して、気持ちだけ飛ぶようにしています」という。さらに「目指しているところをもう一度頭の中で整理したときに、ドライバーで飛ばすことも必要ですけど、それ以外で自分の何が強みなのかを考えて、そこに答えがいたったんじゃないですか」と教えてくれた。
この試合が終われば、次の試合は米国になる可能性が高い。「自分のゴルフスタイルでどこまでできるか純粋に知りたい」という石川の新しい挑戦が始まった。(文・下村耕平)
「3番ウッドや2番アイアンでティショットを打っても、自分のピンを狙っていける距離、100〜120ヤードくらいに収まるホールがありました。逆にドライバーで打つと、70〜80ヤードまでいって、サンドウェッジのフルショットができなくなるので、そこまで打っていくことは、今日はしなかったですね」
実質56度を足して4本のウェッジを入れたことで、3番アイアンを抜くことになる。これについてキャロウェイのツアーレップ、島田研二氏に話を聞くと、「4番アイアンをちょっと調整して、気持ちだけ飛ぶようにしています」という。さらに「目指しているところをもう一度頭の中で整理したときに、ドライバーで飛ばすことも必要ですけど、それ以外で自分の何が強みなのかを考えて、そこに答えがいたったんじゃないですか」と教えてくれた。
この試合が終われば、次の試合は米国になる可能性が高い。「自分のゴルフスタイルでどこまでできるか純粋に知りたい」という石川の新しい挑戦が始まった。(文・下村耕平)