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「高校時代はイップスで80台を打っていた」 22歳の関藤直熙が歩んできたオーストラリアとアジア

「高校時代はイップスで80台を打っていた」 22歳の関藤直熙が歩んできたオーストラリアとアジア

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2020年7月10日 17時15分

オーストラリア留学2年目の2017年にプロ宣言。その後、オーストラリアンツアー、アジアンツアー、日本ツアーのQTに挑戦したが出場権を得ることができなかった。

思うように試合に出られない日々が続いたが、昨年、状況が好転する。運よく主催者推薦で出場できたアジアンツアー下部のADTツアー、「PGM UMW ADT選手権」で2位タイに入り、「前週トップ5以内」の資格で出場した「PGM ADTペナン選手権」でなんと初優勝。その後、2勝目を挙げて日本人で初めてADTツアー賞金王に輝いたのだ。

下部ツアーからアジアンツアーの出場権を得た関藤は、国内男子ツアーでも初めてファイナルQTに進み、11位で20年の前半戦の出場権を掴んだ。

昨年プロテストに合格した弟の侑嗣とは、ずっと練習をともにしてきた。関藤の苦しい姿も近くで見てきた。今大会に優勝して関藤は「まだメッセージは確認していないけど、(弟は)喜んでくれていると思う。普段一緒に練習しているので、僕でも優勝できたということに弟もびっくりしていると思います。いつも『お兄ちゃんは頑張ってます』と言ってくれているんですが、帰って一緒にゴルフしたいです」とはにかんだ。

「今日着ようと思っていた」というポロシャツの胸には『SUPER HERO』(スーパーヒーロー)と大きなロゴがプリントされている。将来も、ヒーローに「なれるものならなりたいですね」。幼い頃に描いた「ツアープロとして世界で活躍する」という夢は再び軌道に乗って上がり出した。(文・下村耕平)

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