＜ダイヤモンドカップゴルフ　3日目＞◇28日◇千葉カントリークラブ 梅郷コース(7,108ヤード・パー72)

　国内男子ツアー「ダイヤモンドカップゴルフ」の3日目。4位タイスタートの藤田寛之は、5バーディ・2ボギーとスコアを3つ伸ばしトータル10アンダー3位に浮上した。

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　ホールアウト後のインタビューで「今日はティショットでフェアウェイにいったのは1〜2回」といつもの嘆き節だった藤田。雨でラフが難しくなっているため、グリーンまでセカンドで届かないこともしばしば。それでも「少ないバーディチャンスを活かし、なんとかパーもセーブできた」と持ち味のショートゲームでスコアを作ってみせた。

　この日は藤田と師弟関係にある河瀬賢史が“66”をマークし4位タイに浮上。弟子の活躍について藤田は「いや、弟子と認めてるわけじゃないので(笑)。先週(初日首位タイ)もびっくりしたし、マーカーさん間違ってるんじゃないかなと思いました」と笑わせたが「もともと僕と一緒でショートゲームは上手い選手」と賛辞の言葉も述べた。

　自身については「明日は同じことをやっていくと思う。あいかわらず自分に期待をもてないところがあるけれど。でもこうしたコースだから、調子がいい人が必ずしもスコアを出せる訳でもないので、なんとかスコアを伸ばしてチャンスに絡めたい。いい位置ではあるので、ちょっとでも上を脅かしたいですね」とコメント。自信満々とはいかないものの、藤田らしく虎視眈々とチャンスを窺う。