<日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills 2日目>◇3日◇宍戸ヒルズカントリークラブ(7,317ヤード・パー71)
うつむいたまま動けなかった。14番のセカンドショットは、ピン奥から傾斜とスピンでカップをなめた。あわやイーグルというスーパーショットで手前80センチ。しかし、この絶好のチャンスを逃すと時間にして約10秒パターに両手をついてうなだれた。「なんで緩んだのか。どこがどうなって緩んだんだと」納得できないパッティングストロークに石川遼の悩みが深まった。
石川遼の2日目の全ショットを振り返る
茨城県にある宍戸ヒルズCCで開催されている、「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」。初日自己ワーストの12オーバーの大叩きで出遅れた石川は、この日もスコアを6つ落としトータル18オーバーでフィニッシュ。119位タイと下から2番目の順位、いわゆるブービーでメジャー第2戦は幕を閉じた。石川の予選落ち試合で2日間160ストロークはアマチュア時代を含めても最悪のスコアだった。
「ダイヤモンドカップゴルフ」から続くパッティングの不調。初日は調子は上向いていると前向きだったが、やはり症状は重かった。3番では1.5メートルのバーディチャンスを3パットでボギーを叩くと、8番でも1メートルをパーセーブ出来ずボギー。そして、悪夢は13番パー3だ。ティショットをグリーン左に外すと、アプローチを寄せきれず4メートルのパーパットが残る。このファーストパットを1メートルオーバーさせると、返しのパットも決まらず1.5メートルオーバー。さらに、その返しも決まらず痛恨の4パット。トリプルボギーで、13番にして予選通過の光は完全に消えた。
「入らない日が続いているので不安はぬぐえなかった」スタート前に覚えたパッティングへの不安。難コース宍戸はそのわずかな心の乱れも許さなかった。そして、パッティングが入らなければ入らないほど、自信を失い、ストロークに迷いが生じる。完全に悪循環に陥った結果が、14番の80センチのバーディパットにつながった。「ミスをすることによって、手先に頼ってしまうと3パットになる。入っても入らなくても信念を強く持ってやるべきと強く感じました」信念を持って、ドライバーを封印して攻め続けたマネジメントに比べ、グリーン上では最後まで自分を信じることが出来なかった。
うつむいたまま動けなかった。14番のセカンドショットは、ピン奥から傾斜とスピンでカップをなめた。あわやイーグルというスーパーショットで手前80センチ。しかし、この絶好のチャンスを逃すと時間にして約10秒パターに両手をついてうなだれた。「なんで緩んだのか。どこがどうなって緩んだんだと」納得できないパッティングストロークに石川遼の悩みが深まった。
石川遼の2日目の全ショットを振り返る
茨城県にある宍戸ヒルズCCで開催されている、「日本ゴルフツアー選手権 Citibank Cup Shishido Hills」。初日自己ワーストの12オーバーの大叩きで出遅れた石川は、この日もスコアを6つ落としトータル18オーバーでフィニッシュ。119位タイと下から2番目の順位、いわゆるブービーでメジャー第2戦は幕を閉じた。石川の予選落ち試合で2日間160ストロークはアマチュア時代を含めても最悪のスコアだった。
「ダイヤモンドカップゴルフ」から続くパッティングの不調。初日は調子は上向いていると前向きだったが、やはり症状は重かった。3番では1.5メートルのバーディチャンスを3パットでボギーを叩くと、8番でも1メートルをパーセーブ出来ずボギー。そして、悪夢は13番パー3だ。ティショットをグリーン左に外すと、アプローチを寄せきれず4メートルのパーパットが残る。このファーストパットを1メートルオーバーさせると、返しのパットも決まらず1.5メートルオーバー。さらに、その返しも決まらず痛恨の4パット。トリプルボギーで、13番にして予選通過の光は完全に消えた。
「入らない日が続いているので不安はぬぐえなかった」スタート前に覚えたパッティングへの不安。難コース宍戸はそのわずかな心の乱れも許さなかった。そして、パッティングが入らなければ入らないほど、自信を失い、ストロークに迷いが生じる。完全に悪循環に陥った結果が、14番の80センチのバーディパットにつながった。「ミスをすることによって、手先に頼ってしまうと3パットになる。入っても入らなくても信念を強く持ってやるべきと強く感じました」信念を持って、ドライバーを封印して攻め続けたマネジメントに比べ、グリーン上では最後まで自分を信じることが出来なかった。