<フジサンケイクラシック 2日目◇4日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7566ヤード・パー71>
大会2勝の石川遼が、2日目に本領を発揮。初日に3オーバー・72位タイと出遅れたが、第2ラウンドは1イーグル・5バーディ・1ボギーの「65」をマーク。この日のベストスコアをマークして、トータル3アンダー・6位タイへと一気に順位を上げた。
遼、バーディフィニッシュでクールな微笑【写真】
1番ホールこそボギーとしたが、「出だしのバタつきは気にならないけど、そこから慌てずにできるかどうかだと思っていました」。その言葉通り、3番パー5でイーグルを奪取。最難関の5番もパーで切り抜け、6番から連続バーディで流れをつかんで後半はさらに3つ伸ばしてホールアウト。首位と3打差まで縮めて優勝争いへ名乗りを上げた。
今春から新コーチをつけ、データをもとに自身のゴルフの分析を強化。「今までは攻め方自体も行き当たりばったりのゴルフになっていた」と、スイング改造とともにそれに合わせたコースマネジメントに力を入れている。「自分を理解してそれをコースに当てはめることに集中する。それを楽しむというのは、今まで以上に意識している部分」と、この日はそれがピッタリとかみ合った。
「300ヤード先の目標からボールのそばにラインを作って、弾道をイメージするため」に前日から始めたショットの前に行うVサインのルーティンが、戦いを楽しんでいるようにも映る。「楽しみな位置で週末を迎えられるので、わくわくしています」と、あとは実戦での緊張感を楽しむのみだ。(文・谷口愛純)
大会2勝の石川遼が、2日目に本領を発揮。初日に3オーバー・72位タイと出遅れたが、第2ラウンドは1イーグル・5バーディ・1ボギーの「65」をマーク。この日のベストスコアをマークして、トータル3アンダー・6位タイへと一気に順位を上げた。
遼、バーディフィニッシュでクールな微笑【写真】
1番ホールこそボギーとしたが、「出だしのバタつきは気にならないけど、そこから慌てずにできるかどうかだと思っていました」。その言葉通り、3番パー5でイーグルを奪取。最難関の5番もパーで切り抜け、6番から連続バーディで流れをつかんで後半はさらに3つ伸ばしてホールアウト。首位と3打差まで縮めて優勝争いへ名乗りを上げた。
今春から新コーチをつけ、データをもとに自身のゴルフの分析を強化。「今までは攻め方自体も行き当たりばったりのゴルフになっていた」と、スイング改造とともにそれに合わせたコースマネジメントに力を入れている。「自分を理解してそれをコースに当てはめることに集中する。それを楽しむというのは、今まで以上に意識している部分」と、この日はそれがピッタリとかみ合った。
「300ヤード先の目標からボールのそばにラインを作って、弾道をイメージするため」に前日から始めたショットの前に行うVサインのルーティンが、戦いを楽しんでいるようにも映る。「楽しみな位置で週末を迎えられるので、わくわくしています」と、あとは実戦での緊張感を楽しむのみだ。(文・谷口愛純)