＜フジサンケイクラシック　2日目◇4日◇富士桜カントリー倶楽部（山梨県）◇7566ヤード・パー71＞

2日目に「66」をマークしてトップタイに浮上。小田孔明が本大会で予選通過を果たすのは、3年ぶりだ。

池村寛世が投入した『SIM グローレ』に興味津々の小田孔明【大会LIVEフォト】

池村寛世、出水田大二郎と飛距離では劣る2人とのラウンドでも、アイアンショットを武器に5バーディ・ノーボギーのパフォーマンス。「まさか首位でいけるとは思っていなかった」と、大会初制覇に向けて大きく前進した。

8カ月ぶりに迎えた久々のレギュラーツアーは、初タッグとなる児島航キャディと参戦。本来ならば今シーズンはすべてバッグを預けるつもりだったが、本大会が児島キャディの引退試合となる。新型コロナウイルス感染拡大の影響で試合がなくなり、プロキャディを辞めて就職することが決まったのだ。

「やってほしい気持ちはあるけど、そういうわけにもいかない。今週1試合しかないけど、思い切ってボーナスを多めにあげたいと思いますね」と、引退試合に華を添えたいところ。自身としては、2014年「ブリヂストンオープン」以来勝利からは遠のいている。通算9勝目は、ともに戦うはずだった相棒に餞別として贈りたい。