＜フジサンケイクラシック　最終日◇6日◇富士桜カントリー倶楽部（山梨県）◇7566ヤード・パー71＞

憧れの石川遼に並ぶ大会2勝目を飾った星野陸也。2018年大会に続く勝利に「（石川と）同じ複数優勝できたことがすごく光栄というか、自分も少しずつ遼さんに近づけたのかなと思います」と笑みをこぼした。

ナイスガイ・堀川未来夢　星野陸也に傘をスッ【写真】

単独首位からスタートして、前半はイーブンパーで折り返し。ところが、先を回る堀川未来夢が「64」をマークして先にトータル9アンダーでホールアウトした。1打ビハインドで迎えた17番で「振りちぎりました」と16番のボギーを帳消しにするバーディを奪い、堀川に並んでホールアウト。プレーオフ3ホール目で6mのバーディパットを沈めて勝負を決めた。

「初優勝した思い出の大会でもありますし、優勝目指してたくさんトレーニングや、クラブのこともずっと考えて臨んで、その結果がしっかり優勝につながってすごく自信になりました」。収穫の多い通算3勝目となったが、今回の勝利で得たのはそれだけではない。

10月に開催予定だった日米共催の「ZOZO Championship」が千葉県から米国開催に変更となったが、新しく発表された『今大会の優勝者』の資格で出場権を獲得。「この3勝目を自分の糧にして、4勝目、5勝目と目指して、ZOZOでも結果を出したいと思います」と、今後の活躍を誓った。