トータル7アンダー・単独トップで迎えた13番パー4では、ティショットが左に曲がって深いラフへ。「池に入ったと思ったら、木に当たって真下に落ちてセーフ。それが助かってよかったと思って、狙おうと思ってしまったのが悪かったですね…」と2打目はグリーンまで届かず再び右のラフへ。3打目のアプローチも「パーが欲しいからギリギリを狙って」乗らず。4オン2パットのダブルボギーで、バーディとした谷原に逆転を許した。「ボギーでいいやと後悔しています」と苦笑したが、そのあとも表情から笑顔は消えなかった。
谷原と1打差で迎えた最終18番パー5。ドライバーのティショットが再び右に曲がり、隣のホールのフェアウェイへ。このピンチを林の間の狭いスペースを抜くショットに成功してパーセーブ。「狙ったのはもう1個左(のスペース)だったけど、右を通っちゃいました」と笑顔。河本のプレーに谷原は、「若いし、球がすごい飛ぶし、やっと日本にもこれぐらい飛ぶ選手が出てきた」と称賛を贈った。
「明日は3アンダー目指して、クリアできたときに優勝できなかったら仕方ないし、できたら幸せだしという感じです」とカラリを笑う期待の若手。海外ツアーでその名をとどろかせる日も、そう遠くない。(文・谷口愛純)
谷原と1打差で迎えた最終18番パー5。ドライバーのティショットが再び右に曲がり、隣のホールのフェアウェイへ。このピンチを林の間の狭いスペースを抜くショットに成功してパーセーブ。「狙ったのはもう1個左(のスペース)だったけど、右を通っちゃいました」と笑顔。河本のプレーに谷原は、「若いし、球がすごい飛ぶし、やっと日本にもこれぐらい飛ぶ選手が出てきた」と称賛を贈った。
「明日は3アンダー目指して、クリアできたときに優勝できなかったら仕方ないし、できたら幸せだしという感じです」とカラリを笑う期待の若手。海外ツアーでその名をとどろかせる日も、そう遠くない。(文・谷口愛純)