続けて重永は「バンカーのアゴの高さがなければ、持ち上げるように打つ必要はない。左足体重に構えて、ハンドファーストにならないようにクラブヘッドを積極的に動かし、上体を上げないように打つだけ。そうすればバンスが当たって、そこまできれいに入れなくても脱出できる」と実演して見せた。
すると、クリーンにボールを打っていた岩井さんは、砂を爆発させてやわらかいボールが打てるまでに改善。砂を叩くヘッドの音もよくなっていた。本人は「バンカーが苦手なので、いま言われたことを意識して練習したいと思います。バンカーからのパーキープ率を上げられるように頑張りたいです」とコツをつかんだ様子だった。
■石川遼直伝 インサイドから打つ超スピンアプローチ
埼玉栄高校1年生の斉藤隼人さんの悩みは、「アプローチでスライス回転がかかり、落ちてからボールが右にコロがってしまうこと」だった。そこで重永は18番ホールのグリーンサイドで石川遼に教わったというアプローチを披露。
「フェースを開いて、アウトサイド・インのカットに打とうとすると、手が先行してヘッドが刺さるし、ボールの下をくぐってショートしてしまうこともある。いわゆるポッコン。なので、インサイドから手が先行しないように、クラブターンさせて打つんです。バンスが使えるからインパクトがシビアにならないし、ボールがつかまるから、落ちてから右に転がることもない。練習では少し右足を引いてクローズに立つと、インサイドから打てる」
このアプローチでは、フェースを開いているのに、インサイドからバンスをつかってボールをつかまえることで、ボールは低くやわらかく飛び出し、強いスピンがかかる。それにサイドスピンが入らないので、ボールがラインに乗りやすくなるというわけだ。これには3人のジュニアたちは目を丸くしていた。実際のトーナメントコースを使った現役ツアープロの生レッスンは、今週のテレビ中継でも紹介される予定となっている。
すると、クリーンにボールを打っていた岩井さんは、砂を爆発させてやわらかいボールが打てるまでに改善。砂を叩くヘッドの音もよくなっていた。本人は「バンカーが苦手なので、いま言われたことを意識して練習したいと思います。バンカーからのパーキープ率を上げられるように頑張りたいです」とコツをつかんだ様子だった。
■石川遼直伝 インサイドから打つ超スピンアプローチ
埼玉栄高校1年生の斉藤隼人さんの悩みは、「アプローチでスライス回転がかかり、落ちてからボールが右にコロがってしまうこと」だった。そこで重永は18番ホールのグリーンサイドで石川遼に教わったというアプローチを披露。
「フェースを開いて、アウトサイド・インのカットに打とうとすると、手が先行してヘッドが刺さるし、ボールの下をくぐってショートしてしまうこともある。いわゆるポッコン。なので、インサイドから手が先行しないように、クラブターンさせて打つんです。バンスが使えるからインパクトがシビアにならないし、ボールがつかまるから、落ちてから右に転がることもない。練習では少し右足を引いてクローズに立つと、インサイドから打てる」
このアプローチでは、フェースを開いているのに、インサイドからバンスをつかってボールをつかまえることで、ボールは低くやわらかく飛び出し、強いスピンがかかる。それにサイドスピンが入らないので、ボールがラインに乗りやすくなるというわけだ。これには3人のジュニアたちは目を丸くしていた。実際のトーナメントコースを使った現役ツアープロの生レッスンは、今週のテレビ中継でも紹介される予定となっている。