<三井住友VISA太平洋マスターズ 最終日◇15日◇太平洋クラブ御殿場コース(静岡県)◇7262ヤード・パー70>
無観客で行われた本大会。香妻陣一朗の2打目が最終ホールのグリーンに届くと、待ち構えていた“応援団”から大歓声が湧き上がった。
2年前、弟の応援で男子ツアー会場に姿を見せた香妻琴乃【写真】
18番パー5を迎えた時点で、首位とは1打差。「イーグルを狙いにいこうと思っていた」と勝負をかけた。緊張の中ドライバーで振り抜いたティショットはフェアウェイを捉えると、ピンまで残り230ヤード。風が強まるなか、5番アイアンで放ったセカンドショットは、着弾地点が見えなかった。「1ピンくらいについていればいいなと思った」ボールは、実際にグリーンに上がってみると、タップインできるほどの距離にピタリとついていた。これを沈めればトータル8アンダーで単独トップ。
グリーン脇には、幼い頃からともに腕を磨いてきた出水田大二郎や、同じ九州出身の秋吉翔太、普段から仲が良く自身のYouTubeにも登場する浅地洋佑らの姿が見えた。イーグルパットを沈めると、仲間たちに向けてガッツポーズ。「緊張しないくらいの近さだったので、もうちょっと遠かったら外していたかも」とはにかんだ。
この優勝で、21年の米ツアー「ソニーオープン・イン・ハワイ」への出場権も獲得。海外への切符も手にしたが、初優勝までは遠かった。
無観客で行われた本大会。香妻陣一朗の2打目が最終ホールのグリーンに届くと、待ち構えていた“応援団”から大歓声が湧き上がった。
2年前、弟の応援で男子ツアー会場に姿を見せた香妻琴乃【写真】
18番パー5を迎えた時点で、首位とは1打差。「イーグルを狙いにいこうと思っていた」と勝負をかけた。緊張の中ドライバーで振り抜いたティショットはフェアウェイを捉えると、ピンまで残り230ヤード。風が強まるなか、5番アイアンで放ったセカンドショットは、着弾地点が見えなかった。「1ピンくらいについていればいいなと思った」ボールは、実際にグリーンに上がってみると、タップインできるほどの距離にピタリとついていた。これを沈めればトータル8アンダーで単独トップ。
グリーン脇には、幼い頃からともに腕を磨いてきた出水田大二郎や、同じ九州出身の秋吉翔太、普段から仲が良く自身のYouTubeにも登場する浅地洋佑らの姿が見えた。イーグルパットを沈めると、仲間たちに向けてガッツポーズ。「緊張しないくらいの近さだったので、もうちょっと遠かったら外していたかも」とはにかんだ。
この優勝で、21年の米ツアー「ソニーオープン・イン・ハワイ」への出場権も獲得。海外への切符も手にしたが、初優勝までは遠かった。