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今年は“やんちゃ”なゴルファーが優勝する? フェニックスのラフが100mmから35mmに短くなった

今年は“やんちゃ”なゴルファーが優勝する? フェニックスのラフが100mmから35mmに短くなった

配信日時:2020年11月18日 19時20分

今年は海外の招待選手はなし。無観客で開催される「ダンロップフェニックス」。ギャラリースタンドや、ギャラリープラザがないだけでなく、コースセッティングも例年とは違う。80〜100mmに設定されていたラフが、35mmに短くなっているのだ。写真を見てもわかるとおり、ファーストカットがちょっと伸びたくらい。2016年から今大会のコースセッティングアドバイザーを務める渡辺司に話を聞いた。

ワンオン可能な13番パー4のコースメモ【写真】

短く刈られたラフには、2つの意味があると渡辺はいう。1つ目はティショットの優劣をもっとつけるためだ。「今までのラフは難しさでもあり、球止めでもあった。このコースはフェアウェイとラフと林がある。深いラフが林に入る防波堤になっていたのです。ティショットで曲がった人には、ラフの難しさを感じてもらうのではなく、林の中に入ってもらう」。これまではボールが曲がっても深いラフによってボールが止まり、次打でグリーンを狙えたケースでも、今年は林までいく可能性がある。そうなれば完全に1打のペナルティだ。

しかし、少し曲がっていただけの選手にとっては、短いラフは救済となる。「フェアウェイからちょっとしか外れてない人には、深いラフはデメリットが大きかった。今回はラフからグリーン面に向かって、ボールが打てるようになったので、曲がりが少ない人には恩恵があるわけです」と渡辺はセッティングの意図を語る。

渡辺がこのセッティングを考えたきっかけとなったのは、招待選手のブルックス・ケプカ(米国)がトータル21アンダーまで伸ばして優勝した16年大会だった。

「ケプカは大きくは曲がらない。でも林だったよねというミスショットが林の際で止まっちゃう。彼の場合は距離が出るから、ラフに入ってもショートアイアンで打ててバーディチャンスが作れてしまう。あとちょっとラフが短かったら、全部林に入っていたのに。そうすればどんなにパワーがあってもピンに向いて打てない」

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