2オン可能な18番パー5では3番ウッドを選択。「フォローだったら、ドライバーで打って左のバンカーを越えるマネジメントをしたかったんです。でも、アゲンストだったので、ドライバーで打つところが一番狭くなる。両サイドのバンカーに入ると、3打目の距離が残る可能性もある。今日は思い切ってスプーンで打って、安定して(3打目に)100ヤードを残せればなという感じでした」。その18番ではピン手前4mにつけて、この日唯一のバーディを奪った。
石川が課題に挙げたのはアイアンの精度と、下りのパッティング。アイアンでは「バックスピンで戻るかなと思ったのが戻らなかったり。ちょっとその計算をしすぎて奥に打ち過ぎた」と距離感が合わなかった。ピンをオーバーすれば当然下りのパットが残りやすくなる。「下りのラインはショートしがちだった」と打ち切れないシーンが多かった。
石川には先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」の高速グリーンの残像が残っている。先週は13フィートを超える速さだったのが、この日はスピードにして2フィートほど遅い。「自分の体に先週のスピードが残ってしまっている感じ」とショートの原因は頭ではわかっていたが、まだ対応できてない。
先週は初日7オーバー・78位タイから、最終的にトータルイーブンパー・14位タイまで挽回して見せた。2日目以降もドライバーを多用しないマネジメントでいくのか。ワンオン可能な13番の攻め方にも注目したい。(文・下村耕平)
石川が課題に挙げたのはアイアンの精度と、下りのパッティング。アイアンでは「バックスピンで戻るかなと思ったのが戻らなかったり。ちょっとその計算をしすぎて奥に打ち過ぎた」と距離感が合わなかった。ピンをオーバーすれば当然下りのパットが残りやすくなる。「下りのラインはショートしがちだった」と打ち切れないシーンが多かった。
石川には先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」の高速グリーンの残像が残っている。先週は13フィートを超える速さだったのが、この日はスピードにして2フィートほど遅い。「自分の体に先週のスピードが残ってしまっている感じ」とショートの原因は頭ではわかっていたが、まだ対応できてない。
先週は初日7オーバー・78位タイから、最終的にトータルイーブンパー・14位タイまで挽回して見せた。2日目以降もドライバーを多用しないマネジメントでいくのか。ワンオン可能な13番の攻め方にも注目したい。(文・下村耕平)