具体的には何を意識していたのか。「構えてからいろいろ考えすぎていたので、あまり余計なことを考えずに打つ。半分もう運まかせじゃないですけど、そんな感じでやったら良かった。できる限り攻めていいスコアを出すことだけに専念してスタートできました」。本来の思い切りのいいプレーが戻り、好スコアにつなげた。
金谷拓実がプロ転向したことで、米澤が世界アマチュアゴルフランキングの日本勢最上位に立っていた。しかし、中島が「三井住友VISA太平洋マスターズ」で3位に入ったことで、11月18日に更新されたランキングで日本人2位に後退。全体では中島が3位、米澤は14位となっている。これについて米澤は「だいぶ気にしていますね(笑)。彼は先週すごくいいプレーをして、もちろん上がるなという認識は僕の中であった。正直抜かれた悔しさはある」と語る。1位になりたいかと聞かれると、「そうですね」と即答した。
今大会で金谷拓実がプロ初優勝。アマチュアで出場した昨年の三井住友VISA太平洋マスターズに続きツアー2勝目を挙げた。そして金谷とプレーオフを争って惜敗した石坂友宏もまた大学生プロで、昨年12月までアマチュアだった選手。金谷の言葉を借りれば、「本当にアマチュアもプロもどんどん垣根は薄くなっている」。今年の最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」にはアマチュアは出場できないが、来年のツアーでは米澤や中島が優勝トロフィーを掲げる姿が見られるかもしれない。(文・下村耕平)
金谷拓実がプロ転向したことで、米澤が世界アマチュアゴルフランキングの日本勢最上位に立っていた。しかし、中島が「三井住友VISA太平洋マスターズ」で3位に入ったことで、11月18日に更新されたランキングで日本人2位に後退。全体では中島が3位、米澤は14位となっている。これについて米澤は「だいぶ気にしていますね(笑)。彼は先週すごくいいプレーをして、もちろん上がるなという認識は僕の中であった。正直抜かれた悔しさはある」と語る。1位になりたいかと聞かれると、「そうですね」と即答した。
今大会で金谷拓実がプロ初優勝。アマチュアで出場した昨年の三井住友VISA太平洋マスターズに続きツアー2勝目を挙げた。そして金谷とプレーオフを争って惜敗した石坂友宏もまた大学生プロで、昨年12月までアマチュアだった選手。金谷の言葉を借りれば、「本当にアマチュアもプロもどんどん垣根は薄くなっている」。今年の最終戦「ゴルフ日本シリーズJTカップ」にはアマチュアは出場できないが、来年のツアーでは米澤や中島が優勝トロフィーを掲げる姿が見られるかもしれない。(文・下村耕平)