「自分のなかで盛り上がらない。見せられる大切さをしみじみと感じています」。『プロは見られてナンボ』の世界で生きてきたベテランにとって、しびれるような展開こそが競技の醍醐味。もちろん全選手、コロナ禍の状況下で真剣勝負で戦っているのは当たり前だが、しびれを知らない若手でも十分に勝てるチャンスがある、というのが谷原の真意だ。
そんなことを言いながら、10月の「日本オープン」では優勝まであと一歩。そしてこの日もバーディを量産。本来なら歓声を浴びていたであろうラウンドだったはずが、静かな8バーディに終わった。「今年最後なので、楽しみながらやりたい」と残り3日間を見据えたが、「いまでも覚えている」という初優勝時のあの熱いしびれる気持ちで、大会を熱く盛り上げる。
そんなことを言いながら、10月の「日本オープン」では優勝まであと一歩。そしてこの日もバーディを量産。本来なら歓声を浴びていたであろうラウンドだったはずが、静かな8バーディに終わった。「今年最後なので、楽しみながらやりたい」と残り3日間を見据えたが、「いまでも覚えている」という初優勝時のあの熱いしびれる気持ちで、大会を熱く盛り上げる。