＜ゴルフ日本シリーズJTカップ 初日◇3日◇東京よみうりカントリークラブ（東京都）◇7023ヤード・パー70＞

2020年の男子ツアー最終戦がいよいよ開幕。本大会に出場できるのは、今年行われた5大会での3位タイまでと、賞金ランク上位者ら30人のみ。エリートフィールドに参戦する注目選手のクラブセッティングをご紹介しよう。

谷原秀人の最終戦のセッティング【写真】

初日を終えて5アンダー・単独2位に立った谷原秀人。本大会には3年ぶり12回目の出場だ。今年は「日本オープン」で単独2位に入るなど、現在賞金ランクは7位につけている。

昨年まで欧州ツアーを主戦場としてきた谷原の14本で、目を引くのがアイアン中心のセッティング。ウッドはドライバーと3番ウッドの2本のみ。アイアンは3〜10番までが投入されており、3〜5番はポケットキャビティ、6〜10番はマッスルバックとなっている。谷原はTRシリーズについて、「まず、顔がシャープで非常に構えやすいです。安心感もあるからアマチュアの方にもいいと思いますね。中空アイアンは（サイズが）大きくなりがちだけど、上級者でも使える構えやすさがあります」と信頼も厚い。

ドライバーはホンマの新作『T//WORLD GS』。今年の日本オープンでも開幕前の水曜にテスト後、即投入。単独2位にも大きく貢献した1本だ。