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初トップ10入りでリランキング急浮上 米国生まれの大砲・伴真太郎って誰だ?

今後の出場権がかかる第1回リランキングが行われた今大会。その対象選手のひとり伴真太郎が、大きく順位を上げた。

所属 ALBA Net編集部
神吉孝昌 / Takamasa Kanki

配信日時:2023年9月4日 08時00分

<フジサンケイクラシック 最終日◇3日◇富士桜カントリー倶楽部(山梨県)◇7424ヤード・パー70>

今年から日本ツアーに参戦している伴真太郎(米国)は、5バーディ・4ボギーの「69」をマーク。トータル1アンダーで自己ベストとなる6位タイフィニッシュを決めた。「難しいコースのほうが好き!」と高難易度にセッティングされた富士桜で腕が鳴ったようだ。

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伴は米国カリフォルニア州サンノゼ生まれの27歳。父親は日本、母親は台湾の出身だ。2つ上の兄・翔太郎もプロゴルファーで、19年から日本に参戦している。兄と同じく父親の影響でゴルフを始めた伴は、2012年の「全米ジュニア」では予選を1位タイで突破するなどの実績を残した。

ネバダ大学ラスベガス校を卒業後、18年9月にプロ転向した。19年からはPGAの下部ツアーなどでプレーするが、結果を残せなかった。兄を追うようにして去年の日本ツアーQTに参戦し、ファイナルに進出。4位に入り出場権を得た。持ち味は飛距離。身長は172センチと決して大柄ではないが、ドライビングディスタンスは310.21ヤードでツアー7位につけている。

初のトップ10入りは自信にもなるが、今大会終了後に行われた「第1回リランキング」での浮上が何よりも大きい。リランキングとはシード選手以外のプレーヤーを対象に、シーズン中2回、獲得賞金に応じて出場優先順位が見直され、以降の出場権を付与するというものだ。

今大会前まではリランキング34位に甘んじていた伴だが、今回賞金364万円あまりを獲得したことで15位にジャンプアップ。昨年実績に照らし合わせれば、10月いっぱいまでは出場権が下りてきそうだ。「毎日毎日、その(リランキング)事を考えてプレーをしていた」とまずは一安心といったところ。

「日本は大好き!」と初めての日本での生活も満喫しているようで、好物は梅干しとのこと。今後の目標について聞くと、「今週もそうですけど、先週もいい結果(16位タイ)を出せたので自信もついた。この流れで後半戦に挑んで、来季のシードもちゃんと取りたいです」と意気込んだ。(文・神吉孝昌)

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