<TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood 最終日◇10日◇TOSHIN Lake Wood Golf Club(7,010ヤード・パー72)>
国内男子ツアー「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood」。主催者であるトーシンの石田信文社長が2年連続で石川遼ら有力選手が出場しないことに不快感を示したとの報道が流れ、男子ツアーから撤退も示唆するなど衝撃が走った今大会。その最終日に、選手会長宮本勝昌が男子ツアーの魅力は石川だけではないと言わんばかりの猛チャージを披露した。
宮本勝昌の今季の成績
「パターが30センチから18メートルまでよく入った」という宮本は、2番から3連続バーディを皮切りに前半だけで6つのバーディを奪取。さらに10番、11番、13番とバーディを奪いこの時点で17アンダーまで浮上してみせると大逆転優勝もちらつき始める。14番からはバーディが思うようにこず、あと一歩届かなかったものの、最終18番パー5を2オン2パットでバーディとしコースレコードを更新する“62”をマーク。1日で10ストローク伸ばす圧巻のゴルフで3位フィニッシュを決めた。
ホールアウト後宮本は開口一番「石田社長、来年もやって下さい! って優勝スピーチで絶対言おうと思ってた」と来季以降の開催継続を懇願。「こういうエキサイティングなスコアが出るトーナメントの1つだから、すごく大事。気持ちが石田社長に届けばいいな」と大会の魅力を会長自ら、主催者に、そしてギャラリーに猛烈にアピールした。
今大会は現在の賞金ランキングトップ3がそろって欠場。そのことがギャラリーの動員に影響した部分は大きい。主催者側にしてみればやるせない思いがあるのももっともだ。しかし、連日コースレコードが更新され、スコアの出入りの激しい大会は、エキサイティングで純粋に多くのギャラリーが楽しむことができる。賞金額は少なくともゴルフの魅力を満載したトーナメントがなくなってしまうことは、ゴルフ界にとっては大きな痛手だ。2度と今回のような事態がないように、規模が小さくとも面白いものをと努力している大会をどう盛り上げていくか、ツアー全体で考えていく必要がありそうだ。
国内男子ツアー「TOSHIN GOLF TOURNAMENT IN Lake Wood」。主催者であるトーシンの石田信文社長が2年連続で石川遼ら有力選手が出場しないことに不快感を示したとの報道が流れ、男子ツアーから撤退も示唆するなど衝撃が走った今大会。その最終日に、選手会長宮本勝昌が男子ツアーの魅力は石川だけではないと言わんばかりの猛チャージを披露した。
宮本勝昌の今季の成績
「パターが30センチから18メートルまでよく入った」という宮本は、2番から3連続バーディを皮切りに前半だけで6つのバーディを奪取。さらに10番、11番、13番とバーディを奪いこの時点で17アンダーまで浮上してみせると大逆転優勝もちらつき始める。14番からはバーディが思うようにこず、あと一歩届かなかったものの、最終18番パー5を2オン2パットでバーディとしコースレコードを更新する“62”をマーク。1日で10ストローク伸ばす圧巻のゴルフで3位フィニッシュを決めた。
ホールアウト後宮本は開口一番「石田社長、来年もやって下さい! って優勝スピーチで絶対言おうと思ってた」と来季以降の開催継続を懇願。「こういうエキサイティングなスコアが出るトーナメントの1つだから、すごく大事。気持ちが石田社長に届けばいいな」と大会の魅力を会長自ら、主催者に、そしてギャラリーに猛烈にアピールした。
今大会は現在の賞金ランキングトップ3がそろって欠場。そのことがギャラリーの動員に影響した部分は大きい。主催者側にしてみればやるせない思いがあるのももっともだ。しかし、連日コースレコードが更新され、スコアの出入りの激しい大会は、エキサイティングで純粋に多くのギャラリーが楽しむことができる。賞金額は少なくともゴルフの魅力を満載したトーナメントがなくなってしまうことは、ゴルフ界にとっては大きな痛手だ。2度と今回のような事態がないように、規模が小さくとも面白いものをと努力している大会をどう盛り上げていくか、ツアー全体で考えていく必要がありそうだ。