「ダウンスイングで良いところから入れられるようなトップ作りを、昨年の3月から(田中剛)コーチとやってきている。この1年は2日と同じスイングが続いたことがないくらい、『昨日これができたから今度はこれをやってみよう』みたいな感じだった。急に変えたというより、本当に徐々に徐々に400日くらいかけて今の状態という感じ。ここからトップを大きくしたり深くすることはないと思うので、見た目はこれで落ち着くんじゃないかな」と笑う。
誰のスイングに近いのか?と聞かれると、石川は意外な選手の名前を口にした。「アメリカのネットの記事でジョーダン・スピースの2019年と今年のスイング比較があったんです。そのときのトップとダウンスイングの軌道が、手一個分くらい低くなっていた」。スピースは17年を最後に優勝から遠ざかっていたが、今年に入って好調なプレーを見せ、マスターズ前週の「バレロ・テキサス・オープン」で復活優勝を挙げている。
「実際に(昨年の)ZOZOのときにジョーダンの素振りを見ていたんですけど、すごく低いところに上げて低いところに抜く素振りを常にやっていて、似たようなことをやっているのかなと思っていた」
ここからさらに石川の話に熱が入る。「本当にいろんなスイング理論があふれかえっているのはゴルフぐらいじゃないかな。最高に面白いスポーツですよね」と笑いながら話し、「そのなかで自分の特性と自分の癖を理解したうえで取り組むっていう2つのコンビネーションがめちゃくちゃ大事な気はする。それが違う方向を向いていると、その場でぐるぐる回るだけになってしまう。それだったらまだよくて、下降していく危険性もあって、そこがすごく難しい。まずは僕も自分を理解するということから始めています」と語った。
スイングの完成度に関しては「まだまだ遠いと思う」としながら、「自分のもともとの癖もありますし、試合が始まってみないとわからない部分もあると思うんですけど、すごく楽しみにしています」と明るい顔を見せた。スイング改造に着手してから1年が経ち、進化した石川遼を見せるときが来た。
誰のスイングに近いのか?と聞かれると、石川は意外な選手の名前を口にした。「アメリカのネットの記事でジョーダン・スピースの2019年と今年のスイング比較があったんです。そのときのトップとダウンスイングの軌道が、手一個分くらい低くなっていた」。スピースは17年を最後に優勝から遠ざかっていたが、今年に入って好調なプレーを見せ、マスターズ前週の「バレロ・テキサス・オープン」で復活優勝を挙げている。
「実際に(昨年の)ZOZOのときにジョーダンの素振りを見ていたんですけど、すごく低いところに上げて低いところに抜く素振りを常にやっていて、似たようなことをやっているのかなと思っていた」
ここからさらに石川の話に熱が入る。「本当にいろんなスイング理論があふれかえっているのはゴルフぐらいじゃないかな。最高に面白いスポーツですよね」と笑いながら話し、「そのなかで自分の特性と自分の癖を理解したうえで取り組むっていう2つのコンビネーションがめちゃくちゃ大事な気はする。それが違う方向を向いていると、その場でぐるぐる回るだけになってしまう。それだったらまだよくて、下降していく危険性もあって、そこがすごく難しい。まずは僕も自分を理解するということから始めています」と語った。
スイングの完成度に関しては「まだまだ遠いと思う」としながら、「自分のもともとの癖もありますし、試合が始まってみないとわからない部分もあると思うんですけど、すごく楽しみにしています」と明るい顔を見せた。スイング改造に着手してから1年が経ち、進化した石川遼を見せるときが来た。