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なぜ21歳の石坂友宏はシニア向けのドライバーを使う? 「つかまりすぎず、弾きが良くて飛ぶ」

なぜ21歳の石坂友宏はシニア向けのドライバーを使う? 「つかまりすぎず、弾きが良くて飛ぶ」

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2021年4月30日 07時30分

実は直ドラ(ティアップせずに地面からドライバーを打つ)を多用する池村寛世も、「直ドラが打ちやすい」と昨年までは、この『SIMグローレ』がお気に入りでずっと使っていた。今年3月にヘッドが割れてしまったために、現在は『SIM2 MAX』に切り替えている。

また、石坂はつかまりすぎを防ぐためにソールのトゥ側に鉛を貼り、シャフトは『Tour AD VR-6』のフレックスSを装着している。「シャフトも60グラム台のSですし、(ツアーでも)一番やさしいスペックなんじゃないですかね」と石坂は笑う。

ちなみに、松山英樹のドライバーには『Tour AD DI-8』のフレックスTXが入っている。シャフトの種類が違うので単純比較はできないが、80グラム台でかなり重くて硬いのは間違いない(R、SR、S、X、TXの順に硬くなる)。松山のドライバーを一般ゴルファーが打つと、難しすぎてボールはつかまらずに上がらないと思うが、石坂のドライバーなら打てる可能性はある。いやもしかしたら、我々は石坂よりも軽くてやわらかいドライバーを使わないといけないのかも…。

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