それから1カ月も経たないうちに、自身にリベンジのチャンスが巡ってきた。トップと2打差で迎えた最終日に7バーディをマーク。7つのバーディはすべて3メートル以内のチャンスにつける抜群のショット力で、ボギーフリーの「63」とひとり異次元のゴルフでトップまで上り詰めた。
6年ぶりの勝利に喜ぶのは今だけ。その視界には、米ツアー再挑戦も入る。15年には海外メジャーで好成績を残し、下部ツアーとの入れ替え戦に参戦して米ツアー出場権を獲得。翌年は低迷し出場資格を失い17年に日本ツアーに主戦場を戻したが、海外進出への意欲を聞かれると「あります」と即座に返答。道のりは険しいが、再び入れ替え戦からの参戦を目指していく。
多くを語らない今年のチャンピオン。公に見せた優勝の喜びは、18番でウィニングパットを沈めたあとの小さなガッツポーズ。「あ、わざとやりました。ガッツポーズしろよって、よく言われるので」と淡々と受け答え。それでも優勝スピーチでは、「これからどれくらいゴルフ人生があるかわかりませんが、たくさん勝ち星を重ねてみんなの笑顔を見たいと思います」と、アツい言葉をファンに贈った。(文・谷口愛純)
6年ぶりの勝利に喜ぶのは今だけ。その視界には、米ツアー再挑戦も入る。15年には海外メジャーで好成績を残し、下部ツアーとの入れ替え戦に参戦して米ツアー出場権を獲得。翌年は低迷し出場資格を失い17年に日本ツアーに主戦場を戻したが、海外進出への意欲を聞かれると「あります」と即座に返答。道のりは険しいが、再び入れ替え戦からの参戦を目指していく。
多くを語らない今年のチャンピオン。公に見せた優勝の喜びは、18番でウィニングパットを沈めたあとの小さなガッツポーズ。「あ、わざとやりました。ガッツポーズしろよって、よく言われるので」と淡々と受け答え。それでも優勝スピーチでは、「これからどれくらいゴルフ人生があるかわかりませんが、たくさん勝ち星を重ねてみんなの笑顔を見たいと思います」と、アツい言葉をファンに贈った。(文・谷口愛純)