＜ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品　事前情報◇5日◇西那須野CC（栃木県）◇7036ヤード・パー72＞

ツアー史上初の“選手会”主催大会「ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」。随所に選手会の思いが込められた大会となっているが、大会の締めくくりである表彰式にもこだわる。

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大会実行委員長である池田勇太の言葉を借りれば「スタイリッシュ」なものだという。「独特な表彰式だと思います。少人数で短く」。出席者は優勝者ほか、特別協賛のサトウ食品の佐藤元社長、JGTO青木功会長、大会会長の時松隆光、ホウライ株式会社の寺本敏之社長のみの予定。感染リスクも考えつつ、そのなかで選手の意向が組み込まれている。

何よりも今大会の特徴はトロフィーを渡すのが、大会会長であり、出場者の時松でもあるということ。つまり、優勝して受け取る側になる可能性があるのだ。その場合は「選手会副会長の石川遼、小鯛竜也、私（池田）、大会副会長の青木功さん、サトウ食品の佐藤元社長のだれかが渡す形になると思います」と考えているという。

この話を振られた石川は「必ず誰かが優勝するわけですから、その可能性もあるわけですよね」とコメント。意気込みを聞かれ、「ゴルフは誰が勝つか、可能性は低いわけですが」と話しつつも、『時松さんからもらえるように？』と振られると「そうですね」と笑顔を見せた。（文・秋田義和）