そこから今は「形になってきたので変えている部分はなく、再現性を高めている状態」と一段上のステージに。「ゴルフの場合、やり続けているもののフィードバックが数字に必ずでるものじゃないので難しいですが、客観性を持ってやっています」と一歩引いた目線でも手応えは感じている。
そして今目指している理想形として挙げたのが2つ。まず、近いところでいえば「ミスの仕方」を一定にすること。
「自分がコントロールできるものをコントロールしていくことが大事だと思っています。例えばドライバーでいえばフェアウェイキープ100%を目指しているわけではなくて、330ヤード飛ばしてフェアウェイに置くとかそういうことでもない。ドライバーは飛べば多少ブレてしまうもの。そのブレかたが大事で、いろんなブレかたをしないスイングにしたい。その再現性を高めていきたいですね」
それを踏まえた最終形が、考えなくてもできるようになること。「今は違和感がだいぶなくなっていますが、意識して練習場でやっているスイングを無意識でできることが理想ですね。まだまだ時間はかかると思いますが、試合と練習の繰り返しで近づいてくると思います」。石川がいう「無意識」に近づいてくれば、よりコースへの戦いに意識を置けるし、時間を割くことができる。それが、石川がいう「底上げ」だろう。
その気持ちは選手会主催のトーナメントでもブレることはない。「いいゴルフをして上位にいくことが今の自分にとっては1番の目標ですね」。目指すところに向けて、今大会でも実践とフィードバックを繰り返していく。(文・秋田義和)
そして今目指している理想形として挙げたのが2つ。まず、近いところでいえば「ミスの仕方」を一定にすること。
「自分がコントロールできるものをコントロールしていくことが大事だと思っています。例えばドライバーでいえばフェアウェイキープ100%を目指しているわけではなくて、330ヤード飛ばしてフェアウェイに置くとかそういうことでもない。ドライバーは飛べば多少ブレてしまうもの。そのブレかたが大事で、いろんなブレかたをしないスイングにしたい。その再現性を高めていきたいですね」
それを踏まえた最終形が、考えなくてもできるようになること。「今は違和感がだいぶなくなっていますが、意識して練習場でやっているスイングを無意識でできることが理想ですね。まだまだ時間はかかると思いますが、試合と練習の繰り返しで近づいてくると思います」。石川がいう「無意識」に近づいてくれば、よりコースへの戦いに意識を置けるし、時間を割くことができる。それが、石川がいう「底上げ」だろう。
その気持ちは選手会主催のトーナメントでもブレることはない。「いいゴルフをして上位にいくことが今の自分にとっては1番の目標ですね」。目指すところに向けて、今大会でも実践とフィードバックを繰り返していく。(文・秋田義和)