<ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 2日目◇7日◇西那須野CC(栃木県)◇7036ヤード・パー72>
石川遼の止まらないバーディトレインが戻ってきた。「ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」2日目、石川遼が2019年の「カシオワールドオープン」の第3ラウンド以来となる8バーディを奪って「66」を叩き出し、45位タイからトータル7アンダーの11位タイに浮上した。
髪がなびく石川遼【写真】
9番で2打目を1メートルにつけるなど前半だけで4つ伸ばすと、後半の11番パー5ではグリーン右奥の崖下からの3打目を5メートルに寄せるアプローチでバーディ。そこから5メートルを立て続けに決めて3連続バーディとすると、途中ボギーが2つきたものの18番では残り210ヤードからグリーンの傾斜を使ってベタピンバーディ締め。笑顔のホールアウトで、首位と5打差まで詰め寄った。
「久しぶりにかみ合ったといえばかみ合いましたね」と振り返った石川。評価したのがグリーン上。「昨日から何かを変えたわけではないのですが、パッティングはいい感じにできています。いいパットを打てば入る確率も上がりますね」と手ごたえあり。
一方で課題に挙げたのがショートアイアン。「昨日のほうが感触は良かった。状態を見るとスコア(昨日と5ストローク)ほどの差はない。これから練習したい」と調整が急務。それでも明るい兆候もある。「17番、18番と5番アイアンでいい球を打てた。5番が良くなれば6番、7番と短いのも良くなってくる」と糸口は見えている。
大きく順位を上げて臨む決勝ラウンド。やるべきことをやるというスタンスは変わらないが、ラウンド後に出た生中継では「明日から優勝を目指して頑張ります」と景気の良い言葉も聞こえてきた。久々のバーディ量産とバーディ締めの勢いで、ムービングデーにリーダーボードを駆け上がる。(文・秋田義和)
石川遼の止まらないバーディトレインが戻ってきた。「ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」2日目、石川遼が2019年の「カシオワールドオープン」の第3ラウンド以来となる8バーディを奪って「66」を叩き出し、45位タイからトータル7アンダーの11位タイに浮上した。
髪がなびく石川遼【写真】
9番で2打目を1メートルにつけるなど前半だけで4つ伸ばすと、後半の11番パー5ではグリーン右奥の崖下からの3打目を5メートルに寄せるアプローチでバーディ。そこから5メートルを立て続けに決めて3連続バーディとすると、途中ボギーが2つきたものの18番では残り210ヤードからグリーンの傾斜を使ってベタピンバーディ締め。笑顔のホールアウトで、首位と5打差まで詰め寄った。
「久しぶりにかみ合ったといえばかみ合いましたね」と振り返った石川。評価したのがグリーン上。「昨日から何かを変えたわけではないのですが、パッティングはいい感じにできています。いいパットを打てば入る確率も上がりますね」と手ごたえあり。
一方で課題に挙げたのがショートアイアン。「昨日のほうが感触は良かった。状態を見るとスコア(昨日と5ストローク)ほどの差はない。これから練習したい」と調整が急務。それでも明るい兆候もある。「17番、18番と5番アイアンでいい球を打てた。5番が良くなれば6番、7番と短いのも良くなってくる」と糸口は見えている。
大きく順位を上げて臨む決勝ラウンド。やるべきことをやるというスタンスは変わらないが、ラウンド後に出た生中継では「明日から優勝を目指して頑張ります」と景気の良い言葉も聞こえてきた。久々のバーディ量産とバーディ締めの勢いで、ムービングデーにリーダーボードを駆け上がる。(文・秋田義和)