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代名詞を封印 石川遼がドライバーを一度も使わなかったワケ

代名詞を封印 石川遼がドライバーを一度も使わなかったワケ

所属 ALBA Net編集部
秋田 義和 / Yoshikazu Akita

配信日時:2021年5月8日 10時00分

ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品 2日目◇7日◇西那須野CC(栃木県)◇7036ヤード・パー72>

石川遼といえばドライバーでガンガン攻めていくのが昔から変わらないスタイル。狭い和合で「58」を叩き出した時もドライバーでイケイケ。2008年の「日本オープン」で優勝争いを演じた片山晋呉がドライバーを抜いたセッティングにもかかわらず、石川は一番長いクラブでガンガン押した。今年に入っても「関西オープン」で350ヤードのパー4をワンオン近くまで運び、前週の「中日クラウンズ」の名物1番でも2日目にドライバーでワンオンを狙った。

石川遼の最新スイング【連続写真】

そんな石川が「ジャパンプレイヤーズチャンピオンシップ by サトウ食品」の2日目に1度もドライバーを握らなかった。確かにパー4は短く初日から3番ウッドで攻める機会が多かったが、それでもパー5はドライバーを握っていた。しかし、この日は全ホール使わなかった。

理由はコースだった。「ラフまでならまだ攻められるのですが、林の中に入ってしまうとブッシュのような感じで1ペナみたいになる。そう考えると見た目以上に打てる範囲は狭い。ラフにとどめておかないととなると、そういったマネジメントになる」。パー5の難しさもある。「パー5でバーディパットを打つのが難しいコースでチャンスとは言い難い」。確実にパーをセーブするとなると、選択肢は自ずと変わってくる。

前週は決勝ラウンドでドライバーを握って「リミッターを外した」場面もあったが、今週はその機会は次週以降になりそうだ。「振り回せるコースではないので…、来週までお預けかも(笑)」。逆にいえば飛距離が伸びているからこその芸当でもある。決勝ラウンドでもそんな“ニュー石川遼”の攻め方にも注目したい。(文・秋田義和)

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