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「40ヤードちょっと曲げた」 石川遼が“直ドラ”からのスーパーセーブを解説

「40ヤードちょっと曲げた」 石川遼が“直ドラ”からのスーパーセーブを解説

所属 ALBA Net
下村 耕平 / Kohei Shimomura

配信日時:2021年5月24日 07時16分

3打目のラフからのアプローチをウェッジで70センチに寄せて、絶体絶命のピンチからスーパーセーブ。そこから2番、3番で連続バーディにつなげ波に乗った。「1番でボギーを打ちたくなかった。セカンドであの状況になったときに、簡単にパーを諦めてボギーに切り替えずに、冷静に見れたのは本当に大きかった。本当は4.5にしたかったけど、(東コースは)3回しか回らないので、4.5にはできなかった。あしたパーを獲れば4.5なんですけどね」と笑いながら悔しがる。2日目、3日目はボギーで『5』、最終日はパーで『4』なので、平均すると4.67になる。

7番から10番までの4連続バーディでトータル19アンダーまで伸ばし、その時点でトップを走っていた大槻智春と2打差まで迫ったが、その後はチャンスで決められず、優勝には届かなかった。最終順位は今年自己最高の4位。「惜しいパッティングも後半続いてしまって、波に乗れていたら面白かったと思う。でも今年の開幕戦からここまで試合を戦ってきて全体的に良くなりつつある。切り替えて次の試合に頑張りたい」と悔しさと同時に充実の色もにじむ。

きょう24日月曜日は「全米オープン最終予選」で36ホールの戦いに挑み、6月の「全米オープン」出場権を目指す石川。また、27日木曜日に開幕する「ミズノオープン」で上位2名に入れば、7月の「全英オープン」の出場権が得られる。1週間で海外メジャー2試合の切符を掴めるかどうか注目したい。

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