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パグンサン、驚異の11本V。1Wと3Wは「真っすぐいけばいいから距離は分からない」【勝者のギア】

パグンサン、驚異の11本V。1Wと3Wは「真っすぐいけばいいから距離は分からない」【勝者のギア】

配信日時:2021年5月31日 16時36分

異例のクラブ11本で優勝!
異例のクラブ11本で優勝! (撮影:ALBA)
<〜全英への道〜ミズノオープン 最終日◇30日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇7349ヤード・パー72>

国内男子ツアー「〜全英への道〜ミズノオープン」は、43歳のジュビック・パグンサン(フィリピン)が6バーディ・2ボギーの「68」をマーク。後続に3差をつけるトータル17アンダーで悲願のツアー初優勝。2012年の本格参戦から過去7度の2位と勝ちきれなかった“シルバーコレクター”がその称号を返上した。

全英切符をつかんだパグンサンと永野竜太郎【写真】

パグンサンは通常と異なり3、4、6、8Iを抜いていた。「歳をとっていくばかりだから、少しでも楽にプレーしたくて」と笑ったが、「このコースでは低い弾道が重要だから、その中で距離を出すことが大事。イメージを作って、初日からこれでいこうと決めていた」と、緻密な計算で選んだ11本、さらにセルフプレーを選択し乗り込んでいた。

セルフプレーの際は電動カートも使えるが、「自分で担いだ方が移動がラク」と効率重視のたくましい43歳。最終日は出だし3ホールで2ボギーと気持ちが折れかけたが、「残り15ホールもある。集中すればチャンスはまだある」。そう自分自身に言い聞かせ、ひとりごとをつぶやきながらバッグを担いで小走りでプレー。その直後に転機はやってきた。

4番パー4でパーオンに失敗するもパーセーブ。6番でようやく最初のバーディが来ると、「これがターニングポイントだった」と、人が変わったようにここから6バーディの猛チャージ。後続を引き離していき、上がってみれば3打差をつけての圧勝だった。

気になる番手ごとの距離を聞かれ、1Wと3Wは「真っすぐいけばいいから分からない」と笑う。「3Uは220y」と言うが、6番ホールの2打目では254yをこの番手で打っていた。

5Iは200〜205y、7Iが185y、9Iは155yだが「風によっては160〜165y」とのこと。PWは140〜145yで、50°が最大130y、52°は最大115y〜90yで、58°は最大95y。少ない番手で絶妙に距離をコントロールしていた。

ジュビック・パグンサンの優勝ギア】
1W:キャロウェイEPIC SPEED プロト(9°Tour AD XC-5X 46インチ)
3W:キャロウェイROGUE(13.5°Tour AD MT-5X)
3U:キャロウェイROGUE(19°Tour AD HY-75)
5I,7I,9I,PW:キャロウェイAPEX PRO(2021年モデル)
AW:キャロウェイJAWS(50,52°)
SW:キャロウェイMD4(58°)
PT:スコッティ・キャメロン ファントムX T11 プロト
BALL:タイトリストPro V1x
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