一方で、「ラフから打っていたウッドは全部7番」というラフからの使用が印象的だった7番ウッド。全米オープンの深いラフから飛距離を出すことを想定している。キャロウェイ『EPIC SPEED』の7番ウッド(ロフト21度)で、こちらは市販されている。14番と15番のセカンドで深いラフからカットに打っていったが、どちらも右へミス。「左には行ってないので、そこは良い材料かなと思っています」と石川はいう。
しかし、16番パー3と17番パー4でそれぞれ1.5メートル、1メートルにつけるアイアンショットで連続バーディ。さらにそこから迎えた最後の18番パー4で、7番ウッドの見せ場が待っていた。ティショットは3番ウッドで右の深いラフへ。グリーンに届かせるのが難しい状況で7番ウッドをカットに振ると、グリーン右手前のラフまで運んで見せた。そこから寄せワンでパーを獲り、上がり3ホールをバーディ、バーディ、パーで締めくくった。
「18番では『出るのかな』というくらいラフが深かったんですけど、結果180ヤードくらい打てている。きょうの18番の(奥の)ピンポジションは、グリーン周りまで運べてアプローチできたほうが良い状況だった。あのライだと100ヤードをフェアウェイにちゃんと打つのすら結構難しい。フェアウェイも狭いですし。グリーン周りまで持っていきたい状況であれば、どんどん使っていけるのかなと思います」と最後に手応えを掴んだようだ。
石川が7番ウッドで想定している距離は180〜230ヤード。「なかなかタテの距離のコントロールは難しいですけど、ライのジャッジさえ間違わなければいいのかな」。今大会の深いラフでライのジャッジと飛距離の勘を養い、全米オープンでのオプションとして使っていく考えだ。
また、11番パー4では、プロらしい技も見せた。深いラフからのセカンドショットは、グリーンセンターに打って、奥のギリギリに止まった。そこからカップまでは大きく左に曲がっていく下りのフック。パターで打つには、右にふくらませてカラーの上を通さないといけない。この状況で石川が握ったのはウェッジ。グリーン上からクリーンに打ってカラーを飛び越え、カップの右10センチまで寄せて見せた。プロのトーナメントでしか見られない技にギャラリーも拍手喝采となった。
「ウェッジで安全にというか…フックで左に流れていかないように、ウェッジで右サイドに1メートルでも50センチでもつければいいなと思ったら、うまく寄ってくれました」と振り返る。「本当はやりたくない」というグリーン上からのウェッジのショットで、我慢のラウンド中盤を過ごした。
しかし、16番パー3と17番パー4でそれぞれ1.5メートル、1メートルにつけるアイアンショットで連続バーディ。さらにそこから迎えた最後の18番パー4で、7番ウッドの見せ場が待っていた。ティショットは3番ウッドで右の深いラフへ。グリーンに届かせるのが難しい状況で7番ウッドをカットに振ると、グリーン右手前のラフまで運んで見せた。そこから寄せワンでパーを獲り、上がり3ホールをバーディ、バーディ、パーで締めくくった。
「18番では『出るのかな』というくらいラフが深かったんですけど、結果180ヤードくらい打てている。きょうの18番の(奥の)ピンポジションは、グリーン周りまで運べてアプローチできたほうが良い状況だった。あのライだと100ヤードをフェアウェイにちゃんと打つのすら結構難しい。フェアウェイも狭いですし。グリーン周りまで持っていきたい状況であれば、どんどん使っていけるのかなと思います」と最後に手応えを掴んだようだ。
石川が7番ウッドで想定している距離は180〜230ヤード。「なかなかタテの距離のコントロールは難しいですけど、ライのジャッジさえ間違わなければいいのかな」。今大会の深いラフでライのジャッジと飛距離の勘を養い、全米オープンでのオプションとして使っていく考えだ。
また、11番パー4では、プロらしい技も見せた。深いラフからのセカンドショットは、グリーンセンターに打って、奥のギリギリに止まった。そこからカップまでは大きく左に曲がっていく下りのフック。パターで打つには、右にふくらませてカラーの上を通さないといけない。この状況で石川が握ったのはウェッジ。グリーン上からクリーンに打ってカラーを飛び越え、カップの右10センチまで寄せて見せた。プロのトーナメントでしか見られない技にギャラリーも拍手喝采となった。
「ウェッジで安全にというか…フックで左に流れていかないように、ウェッジで右サイドに1メートルでも50センチでもつければいいなと思ったら、うまく寄ってくれました」と振り返る。「本当はやりたくない」というグリーン上からのウェッジのショットで、我慢のラウンド中盤を過ごした。