最終決戦は18番パー5。フェアウェイから打った2打目が、グリーン右の左足下がりのラフに入った。ピンまで残り35ヤード、イメージしたのは今年の「全米オープン」でフィル・ミケルソン(米国)が放ったロブショット。「参考にして今週練習してみたら感触がよかった」と、見事に寄せてバーディで幕を引いた。
初Vからの2連勝は、国内男子ツアーでは史上4人目。日本人選手としては第1号と、2勝目の難しさがうかがえる。「2勝目の一番の要因は、『これで終わりじゃない』と思っていたこと。これからが勝負だ、と色んな人が気合いを入れてくれた。1勝だけじゃ本当の一流じゃない。それが一番大きかった」と、スキは一瞬たりとも作らなかった。「あくまで通過点という気持ちでやっていた」と、2週後の「全英オープン」を見据えていたことも大きかった。
「この調子でいけば、3連続優勝もできるかもしれない手応えはある。全英のためにいろいろ練習してきたので、しっかりトップ10に入って、150回目のセントアンドリュースに出たい」と確かな自信を手に、一流プロへの道を進んでいる。(文・谷口愛純)
初Vからの2連勝は、国内男子ツアーでは史上4人目。日本人選手としては第1号と、2勝目の難しさがうかがえる。「2勝目の一番の要因は、『これで終わりじゃない』と思っていたこと。これからが勝負だ、と色んな人が気合いを入れてくれた。1勝だけじゃ本当の一流じゃない。それが一番大きかった」と、スキは一瞬たりとも作らなかった。「あくまで通過点という気持ちでやっていた」と、2週後の「全英オープン」を見据えていたことも大きかった。
「この調子でいけば、3連続優勝もできるかもしれない手応えはある。全英のためにいろいろ練習してきたので、しっかりトップ10に入って、150回目のセントアンドリュースに出たい」と確かな自信を手に、一流プロへの道を進んでいる。(文・谷口愛純)