しかし、予選落ちした「日本ゴルフツアー選手権 森ビル杯」の後、2週間のオープンウィークでリフレッシュできたのか、やる気スイッチがオンになったという。しかも、幸運なことに「ダンロップ・スリクソン福島オープン」と今大会はギャラリーの入場が認められた。
「やっぱりギャラリーがいる中でゴルフをしないと“池田勇太”は出ないというのが、よく分かりました。熱気というか、人がいるありがたみをこの2試合で感じられましたね。今日もいろんな人が背中を押してくれたと思います」
ドライバーショットの飛距離、方向性、アイアンショットの正確性など、そのポテンシャルがトップクラスであることはだれもが認めるところ。今大会でもパーオン率とパーキープ率は1位を誇る。そこに人並み外れた集中力が加わると、爆発的なスコアをマークする。それが本来の池田のゴルフスタイルだが、ようやくその実力を発揮できるときがきた。
3打差以内に5人と混戦ではあるが、最後までトップの座を譲る気はない。「最終日は自分の調子を見極め、1ホール、1ホールクリアしていけば、自ずといい成績に結びつくと思います」と語った池田。今大会を制すると歴代単独2位となる12シーズン連続優勝(尾崎将司はが15シーズン連続で1位)、4つ目の日本タイトル獲得、そしてツアー通算22勝となるが、焦らずにじっくりと戦っていく。(文・山西英希)
「やっぱりギャラリーがいる中でゴルフをしないと“池田勇太”は出ないというのが、よく分かりました。熱気というか、人がいるありがたみをこの2試合で感じられましたね。今日もいろんな人が背中を押してくれたと思います」
ドライバーショットの飛距離、方向性、アイアンショットの正確性など、そのポテンシャルがトップクラスであることはだれもが認めるところ。今大会でもパーオン率とパーキープ率は1位を誇る。そこに人並み外れた集中力が加わると、爆発的なスコアをマークする。それが本来の池田のゴルフスタイルだが、ようやくその実力を発揮できるときがきた。
3打差以内に5人と混戦ではあるが、最後までトップの座を譲る気はない。「最終日は自分の調子を見極め、1ホール、1ホールクリアしていけば、自ずといい成績に結びつくと思います」と語った池田。今大会を制すると歴代単独2位となる12シーズン連続優勝(尾崎将司はが15シーズン連続で1位)、4つ目の日本タイトル獲得、そしてツアー通算22勝となるが、焦らずにじっくりと戦っていく。(文・山西英希)