「北海道に来るとワクワクします。今回はコロナで(食事は)コンビニでしたけど、おいしいものが食べられるし(笑)」と表情を崩して語る北の大地は、プロトーナメントデビューを飾った思い出の地でもある。アマチュア時代の2011年、予選会を通って始めて出場したのが「ANAオープン」だった。当時は予選落ちに終わったが、10年が経った今、ゆかりの地でツアー2勝目を勝ち取った。
あすは一度自宅に戻り、「一番喜んでくれると思う」と、昨年入籍したばかりの妻と喜びを分かち合い、次戦はいよいよディフェンディング大会の「Sansan KBCオーガスタ」に挑む。「これからは国内メジャーでも勝ちたいし、賞金王も目指したい。ボクが賞金王を獲ったら、夢があると思いませんか?」。身長158センチの王者は、そう言って勝気に笑ってみせた。(文・谷口愛純)
あすは一度自宅に戻り、「一番喜んでくれると思う」と、昨年入籍したばかりの妻と喜びを分かち合い、次戦はいよいよディフェンディング大会の「Sansan KBCオーガスタ」に挑む。「これからは国内メジャーでも勝ちたいし、賞金王も目指したい。ボクが賞金王を獲ったら、夢があると思いませんか?」。身長158センチの王者は、そう言って勝気に笑ってみせた。(文・谷口愛純)