前週の優勝争いの経験も大きい。最終日前夜、叔父の康晴から電話があった。「緊張しても仕方ないから1番から18番ホールまで、4時間だけ集中してやれ。スイングではなくね」。自身の経験も踏まえて甥っ子の背中を押した。初めて優勝を意識するなかでの戦いで、序盤からスコアを落とし、最終的に3つ落としたが、終盤に2つのバーディを奪ってトップ10入りをつかんだ。「優勝争いをして崩れて10位より、最後巻き返して10位というのは自分の中でプラスになります」。スイングよりもスコアメーク優先で考えて、決して小さくない自信をつかんだ。
「今はショットが曲がったら『でしょうね』。ダフったら『でしょうね』。真っすぐいったら『ラッキー』、パットが入ったら『ラッキー』って思っています。自分に期待しないから緊張もしませんよ」。身近なお手本としてアマチュア時代から教わってきた叔父の通算7勝に向けて着実に歩を進める。
「今はショットが曲がったら『でしょうね』。ダフったら『でしょうね』。真っすぐいったら『ラッキー』、パットが入ったら『ラッキー』って思っています。自分に期待しないから緊張もしませんよ」。身近なお手本としてアマチュア時代から教わってきた叔父の通算7勝に向けて着実に歩を進める。