＜ダンロップフェニックストーナメント　事前情報◇15日◇フェニックスカントリークラブ(7,010ヤード・パー71)＞

　国内男子ツアー「ダンロップフェニックス」。先週の「三井住友VISA太平洋マスターズ」で史上3人目のアマチュア優勝を達成した松山英樹は、月曜に続きこの日も精力的に練習ラウンドを行った。コースでは先輩プロや、フェニックスチャレンジで来場した古閑美保らから「おめでとう」などと声をかけられ笑顔も多く見られた。

新時代到来を感じさせたアマチュア松山英樹の優勝


　しかし、ラウンド中はティショットが曲がる場面が多く、本人も「ブン曲がってましたね。調子が落ちすぎてビックリした。テンションが上がらないですね」とあきらめ顔。フェニックスCC独特の洋芝にも「初めてやる芝ですね。しっかり打ってるつもりなんですけど」と対応に苦しんだ様子だ。それでも数々の大舞台で結果を残してきているだけに、今大会でも松山にかかる期待は大きい。明日一日でどこまで仕上げて本戦に臨むことが出来るか。

　松山は初日小田孔明、プラヤド・マークセン(タイ)と同組で10番から9時15分スタートとなっている。