<パナソニックオープン 最終日◇26日◇城陽カントリー倶楽部(京都府)◇6967ヤード・パー72>
プロ転向から14年目の初優勝は、あと少しで届かなかった。永野竜太郎が最終日最終組でプレーするのは、これで5度目。混戦の中で終盤までトップをキープしたが、アマチュアの中島啓太(日体大3年)に追いつかれる。中島が1組前でトータル18アンダーで終えると、永野は17番で1つ伸ばして単独トップに抜け出した。
最終18番ではバンカーで目玉になるトラブル【写真】
パーで終えれば初優勝となる18番パー3のティイングエリアに立つ表情には緊張がにじむ。放ったティショットはグリーン右手前にショートして、バンカーのアゴ、球は砂に埋まっていた。アドレスもままならないまま打った2打目は、一度外に飛び出したが、再びバンカーへ。それでも3打目をピン奥2メートルに乗せてこれを沈めるとガッツポーズ、プレーオフに持ち込んだ。
プレーオフのため、再び18番ティへ戻る。「ミスしたクラブで、絶対打ってやろう」と握ったのは72ホール目と同じく8番アイアン。先に打った中島がチャンスにつけるなか、再びティショットはグリーンを捕らえられず花道へ。2打目で2メートルほどに寄せたが、パーパットはカップに蹴られて入らず。中島がパーで上がり、初優勝は消え去った。
「チャンスにつけて内容も悪くはなかった。優勝はできなかったけど、目指していた方向性はよかったのかなと思います」と語る。「啓太くんが良いショットを打った」と、プレーオフを終えた18番グリーンで笑顔で勝者を讃え、1週間に幕を閉じた。
プロ転向から14年目の初優勝は、あと少しで届かなかった。永野竜太郎が最終日最終組でプレーするのは、これで5度目。混戦の中で終盤までトップをキープしたが、アマチュアの中島啓太(日体大3年)に追いつかれる。中島が1組前でトータル18アンダーで終えると、永野は17番で1つ伸ばして単独トップに抜け出した。
最終18番ではバンカーで目玉になるトラブル【写真】
パーで終えれば初優勝となる18番パー3のティイングエリアに立つ表情には緊張がにじむ。放ったティショットはグリーン右手前にショートして、バンカーのアゴ、球は砂に埋まっていた。アドレスもままならないまま打った2打目は、一度外に飛び出したが、再びバンカーへ。それでも3打目をピン奥2メートルに乗せてこれを沈めるとガッツポーズ、プレーオフに持ち込んだ。
プレーオフのため、再び18番ティへ戻る。「ミスしたクラブで、絶対打ってやろう」と握ったのは72ホール目と同じく8番アイアン。先に打った中島がチャンスにつけるなか、再びティショットはグリーンを捕らえられず花道へ。2打目で2メートルほどに寄せたが、パーパットはカップに蹴られて入らず。中島がパーで上がり、初優勝は消え去った。
「チャンスにつけて内容も悪くはなかった。優勝はできなかったけど、目指していた方向性はよかったのかなと思います」と語る。「啓太くんが良いショットを打った」と、プレーオフを終えた18番グリーンで笑顔で勝者を讃え、1週間に幕を閉じた。