いっぽうの中島もスコアとは裏腹に、「すごくいい1日でした」と語る。その理由は、ドライバーショットの好調さだ。この日も14ホールでドライバーを使用。迷うことなく自分のスイングで振れたことがうれしかったという。中島が打つ前に気をつけていることは2つある。1つが曲がることを恐れて縮こまったスイングや、自信のないスイングを絶対にしないこと。2つ目が、たとえホールが狭くても自分が決めたスイングをイメージし、自信を持ってフィニッシュまで振り抜くことだ。要するに中途半端なスイングはせず、思い切りよく振るのだが、そのスイングをしてもしっかりとラインを出せるようになったため、納得したというわけだ。
さらに、ラフからのショットの距離感やパッティングのストロークに問題はなく、多くの収穫を得たという中島。順位的には大きく出遅れたが、ショットとパットのかみ合わせがよくなれば、いつでもビッグスコアを出せる予感は十分ある。(文・山西英希)
さらに、ラフからのショットの距離感やパッティングのストロークに問題はなく、多くの収穫を得たという中島。順位的には大きく出遅れたが、ショットとパットのかみ合わせがよくなれば、いつでもビッグスコアを出せる予感は十分ある。(文・山西英希)