「小細工をしようとしていた自分に、そんなことをしなくてもこのクラブで打てば許容範囲には止まるだろうと言われました。ほかのキャディさんからも似たようなことを言われた経験はありますが、清水さんには言いにくいことでも強くはっきりと言ってもらえるので、自分も納得することが多かったですね」と振り返る。
4ホール目からは清水キャディとの呼吸も合うようになり、クラブ選択で意見が相違することはなくなったという。むしろ、新たなマネジメントを勉強しつつ、楽しみながらラウンドできたという。後半に入ると、スペアドライバーのフィーリングもよくなり、フェアウェイをとらえる回数も増え、気がつけばツアーの自己ベストを1打更新していた。
今野といえば、ツアー通算7勝を誇る今野康晴を叔父に持つが、一度だけ清水キャディが康晴のバッグを担いだことがある。2005年の「アサヒ緑健よみうりメモリアル」で、順位は25位タイだった。ちなみにこの年は賞金ランキング2位で自己最高のシーズンを送っていた。
「康晴さんもショットメーカーでしたし、ゴルフスタイルはやっぱり似ていますね。あと歩く姿がそっくりです(笑)」と清水キャディ。この日は前半と後半のラウンド間に1時間ほどの待ち時間があったが、それを利用してうどんを食べ、15分ほどの仮眠をとった今野。「仮に起きられなかったとしても、寝過ごす前に清水さんが起こしてくれますからね」というあたり、心臓の強さは叔父以上かもしれない!?(文・山西英希)
4ホール目からは清水キャディとの呼吸も合うようになり、クラブ選択で意見が相違することはなくなったという。むしろ、新たなマネジメントを勉強しつつ、楽しみながらラウンドできたという。後半に入ると、スペアドライバーのフィーリングもよくなり、フェアウェイをとらえる回数も増え、気がつけばツアーの自己ベストを1打更新していた。
今野といえば、ツアー通算7勝を誇る今野康晴を叔父に持つが、一度だけ清水キャディが康晴のバッグを担いだことがある。2005年の「アサヒ緑健よみうりメモリアル」で、順位は25位タイだった。ちなみにこの年は賞金ランキング2位で自己最高のシーズンを送っていた。
「康晴さんもショットメーカーでしたし、ゴルフスタイルはやっぱり似ていますね。あと歩く姿がそっくりです(笑)」と清水キャディ。この日は前半と後半のラウンド間に1時間ほどの待ち時間があったが、それを利用してうどんを食べ、15分ほどの仮眠をとった今野。「仮に起きられなかったとしても、寝過ごす前に清水さんが起こしてくれますからね」というあたり、心臓の強さは叔父以上かもしれない!?(文・山西英希)