客観的に見れば、もっと上位で戦ってほしいところだが、当の石川自身にそのような考えはない。「たとえいいショットを放ったとしても、それでスイングの完成にはならないと思いますし、もっとスイングをよくできるという考えが常にあるからです」と、まだまだ修正したい部分に目を向ける。短期的に完成させるよりも、長期的な展望でプランを立てたほうが自分を見失わないという考えもある。それでも、フェアウェイが狭い三好CCで強風の中、スコアを伸ばせたこと自体は大きな収穫である。残り2日間でも手応えを感じられるだけのゴルフを目指す。
また、同組でスタートする予定だった中島啓太が腰痛のために棄権したことについては、「とにかく休んでほしいですね。自分も20歳の時に初めて腰を痛めました。まだ焦る時期ではありませんし、無理しないでねと声をかけました」と気遣っていた。(文・山西英希)
また、同組でスタートする予定だった中島啓太が腰痛のために棄権したことについては、「とにかく休んでほしいですね。自分も20歳の時に初めて腰を痛めました。まだ焦る時期ではありませんし、無理しないでねと声をかけました」と気遣っていた。(文・山西英希)