＜ブリヂストンオープン　事前情報◇5日◇袖ケ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース（千葉県）◇7119ヤード・パー71＞

今週7日（木）に開幕する「ブリヂストンオープン」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で9月6日に無観客での開催が発表された。昨年大会は中止。そこで、会場に足を運べないファンに少しでも大会を楽しんでもらおうと、火曜日と水曜日の練習日に、InstagramライブとYouTubeライブを行っている。

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株式会社ブリヂストンが主催する今大会ではこれまで、同社のタイヤを履いたF1カーの展示や、ブリヂストンサイクルの電動自転車の試乗など、ギャラリーに楽しんでもらうためのアクティビティーを企画してきた。「無観客でも何かできないか」と同社の大会スタッフが考え、今回のLIVEに踏み切った。

無観客発表が先月6日。議論はシルバーウィーク前から始まり、「オンラインイベントを行ったことがあったので、いけるんじゃないかという感覚があった」（ブリヂストンスポーツ株式会社　広報）と、わずか2週間でゆるく選手に突撃リポートするInstagramライブと、台本もあってしっかりとした番組仕立てのYouTubeライブの実施に踏み切った。

大会初めての試みを盛り上げるのは、宮里3兄弟の長男、聖志。今年5月に右ヒザの剥がれた軟骨を除去し、骨に穴を空けて髄液で軟骨を再建する手術を行った聖志は、7月までの2カ月のあいだ、松葉杖の生活を送っていた。「推薦の話をいただいて」今大会の出場に向けて必死にリハビリに取り組んできたが、「自分が思ったよりもできなかった。右ヒザをかばってとんでもないチーピンが出るので、僕はたいした成績が出せない」と出場を辞退。若手に出場枠を譲っていた。