<ブリヂストンオープン 最終日◇10日◇袖ケ浦カンツリークラブ 袖ヶ浦コース（千葉県）◇7119ヤード・パー71>

2週間後に日本で開催される米ツアー「ZOZO Championship」。今大会の上位3名と、2021年の開幕戦からの賞金ランキング上位7名に出場権が付与される。日本で開催される世界の舞台とあって大会前から各選手が高いモチベーションで臨んでいた。

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切符を手にしたのは、ツアー初優勝を遂げた杉山知靖、杉山と最後まで優勝を争った片岡尚之、そして、その間に食い込んできたのが、2年前に日本で開催された「ZOZO Championship」に主催者推薦で出場した香妻陣一朗だ。トータル9アンダー、6位タイから最終ラウンドを出た香妻は、1イーグル・6バーディ・1ボギーの「64」。片岡と並んで2位タイに入った。

「優勝も意識していました。15（アンダー）を超えてくるとチャンスがあるかなと思っていましたが、上が伸びていましたね。こればっかりは仕方ない」としながらも「狙っていた」自力での出場を叶えた。2年ぶりの出場に向けて「今の自分が世界でどれだけ通用するのか、試されるところ。PGA選手相手でも全力で勝ちに行きたいですね」と、2週連続2位と調子も上向いているだけに、米ツアー初優勝も視野に入れている。

そのほか賞金ランキングでは同じく海外進出を狙う金谷拓実や2季連続の賞金王・今平周吾らが出場権を獲得した。