＜日本オープン　事前情報◇12日◇琵琶湖カントリー倶楽部 琵琶湖・三上コース（滋賀県）◇6986ヤード・パー71＞

「パナソニックオープン」でツアー史上5人目のアマチュア優勝を決めた中島啓太（日体大3年）。同大会では、それまで使用していたメーカーからウェッジを総入れ替えしていたが、今週も優勝セッティングから少しメンツが変わっている。

これが中島啓太の14本【写真】

アプローチ、ショット練習を終えて時間をかけていたパター練習。持っていたのは、パナソニックオープン優勝をともにしたスコッティキャメロンのピン型ではなく、同メーカーのL字マレット型だった。「練習マットに合わせてしっかりストロークできるようにという課題を持っていて。パナソニックオープンのパターも、実はあの週だけだったんです」と、ストローク練習用のマットを使いながら、しっくり来る1本を模索中。

2週前に出場した「バンテリン東海クラシック」では大型マレットも試していた。「最近はL字とか、開閉しやすいようなタイプが多いです。一番いいストロークができるパターを、色々試しているところです」と、この日も練習グリーンでパター練習に長い時間を割いていた。

加えて、パナソニックオープンで入れていた5番ウッドを今週は同モデルのテーラーメイド『SIM2 MAX』7番ウッドに変更。今週の「日本オープン」、さらに推薦で出場が決まった「ZOZO Championship」、11月の「アジアアマ」と続くビッグトーナメントに向けて、調整を続けている。