<ISPS HANDA ガツーンと飛ばせ!ツアートーナメント 最終日◇31日◇美浦ゴルフ倶楽部(茨城県)◇6988ヤード・パー71>
プロ転向9年目、26歳の池村寛世がついにツアー初優勝をつかんだ。首位と5打差の2位タイから出た最終日は5番でボギーが先行したが、その後は7バーディを奪いバックナインは「30」の猛チャージ。スコアを落とした植竹勇太らを振り切り、勝利をつかんでみせた。
飛ばし屋・池村寛世のドライバースイングをコマ送りで【連続写真】
長いシーズンとなっている2020-21年。昨年は5試合に出場しワーストが19位タイと好調を維持した。そして今年に入ってからも2戦目で7位タイと順調に進んでいた。ところが、「今年の最初は予選通過できないこともあり、今まで年間多くて5試合とか4試合の予選落ちだったんですけど、3週続いたり。80を切るのがやっとという感じだった」と苦しい時期が待っていた。
身長166センチと小兵ながらツアー屈指の飛ばし屋。飛距離を武器に優勝は近いと言われてから久しい。池村自身も優勝を意識するシーズンを何年も過ごしてきたが、突然訪れた危機。そんな状態を救ったのは、池村のそばで励まし続けた彼女の存在だった。
「結婚を前提にお付き合いしています」と堂々とフィアンセ宣言も飛び出す。苦しむ池村とツアー転戦をともにする彼女は、今回を含めて数回キャディを務めている。そして、キッチン付きのホテルで池村に食事をつくり、コースでは練習に付き合い、励ましの声をかけながらサポートを続けた。かいがいしいサポートの甲斐あって前向きになれた池村は、9月から復調。「ANAオープン」では5位タイ。そして、今回の優勝へとつなげた。優勝決定の瞬間には彼女と抱き合い、直後、大粒の涙が頬をつたった。
プロ転向9年目、26歳の池村寛世がついにツアー初優勝をつかんだ。首位と5打差の2位タイから出た最終日は5番でボギーが先行したが、その後は7バーディを奪いバックナインは「30」の猛チャージ。スコアを落とした植竹勇太らを振り切り、勝利をつかんでみせた。
飛ばし屋・池村寛世のドライバースイングをコマ送りで【連続写真】
長いシーズンとなっている2020-21年。昨年は5試合に出場しワーストが19位タイと好調を維持した。そして今年に入ってからも2戦目で7位タイと順調に進んでいた。ところが、「今年の最初は予選通過できないこともあり、今まで年間多くて5試合とか4試合の予選落ちだったんですけど、3週続いたり。80を切るのがやっとという感じだった」と苦しい時期が待っていた。
身長166センチと小兵ながらツアー屈指の飛ばし屋。飛距離を武器に優勝は近いと言われてから久しい。池村自身も優勝を意識するシーズンを何年も過ごしてきたが、突然訪れた危機。そんな状態を救ったのは、池村のそばで励まし続けた彼女の存在だった。
「結婚を前提にお付き合いしています」と堂々とフィアンセ宣言も飛び出す。苦しむ池村とツアー転戦をともにする彼女は、今回を含めて数回キャディを務めている。そして、キッチン付きのホテルで池村に食事をつくり、コースでは練習に付き合い、励ましの声をかけながらサポートを続けた。かいがいしいサポートの甲斐あって前向きになれた池村は、9月から復調。「ANAオープン」では5位タイ。そして、今回の優勝へとつなげた。優勝決定の瞬間には彼女と抱き合い、直後、大粒の涙が頬をつたった。