植竹のインソールの厚さは右が0.5センチで、左が2.5センチ。左が右よりも2センチも高くなっている。植竹のアドレスが左足体重に見えるのは、「左だけ2センチ盛っているからかもしれません」と本人は話す。もちろん、「私は少し左足体重で構えたほうが回りやすい」という理由もある。

インソールのおかげもあって、植竹はほぼ休むことなく試合に出続け、現在、賞金ランキング31位、メルセデスランキング29位で、初めてのシードを確定させた。

「自分に合った高さの枕と一緒で、適切に楽なところに足をリリースできることで他のストレスがなくなる。腰やヒザが痛い人はインソールでかなり改善すると思う」とは深堀の言葉。趣味のゴルフやランニングを体の痛みで休んでいる人は、インソールのチカラで復活できる可能性もある。