一か八か、古川はフェアウェイバンカーの左足上がりから4番ユーティリティを振り抜くと、アゴも松の木もクリアして、見事2オンに成功。10メートルを2パットで沈めてバーディで締めくくった。この時点で1打リードしていたトップの片岡に追いつく。その直後に10番スタートだった片岡が最終9番ホールでボギーを打ったため、予選ラウンドまでの勝負は古川が1打上回った。
「きょうの一番大きかったところは最終ホールのセカンドだったと思います。あれが乗ってくれたので、いい位置で決勝ラウンドを迎えられる」。その言葉通り、あすの3日目はトップの秋吉翔太と、ライバル片岡との最終組での直接対決が実現した。
同い年の片岡や大岩龍一とは普段から仲が良く、練習ラウンドも頻繁に行う。片岡もまた、古川に対して「負けてられない」という気持ちを持っている。さらに古川は「一個下の清水大成だったり小斎平優和だったり、後輩ですけど負けたくないと意識していますね」と同世代で刺激し合っているのだ。
古川にとって、この「ダンロップフェニックス」は初出場。それでも「僕が福岡出身で、九州アマチュアもここで行われて、コースはよく知っていたので、その地の利を生かせたと思っています」と話す。古川は東海大学熊本キャンパスのゴルフ部出身。2年前、4年生のときの九州アマの舞台がこのフェニックスCCで、大会4日間と練習ラウンドを合わせると10回以上は回っているという。
今季からプロとしてツアー参戦したばかりの古川だが、6月の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」では最終日最終組を経験した。あすはそれ以来の決勝ラウンドでの最終組となる。
「優勝を意識するのは最終日のバックナイン。それまではホールに集中してやるべきことをするのが大事かなと思っています。優勝はもちろん考えていますけど、意識してプレーはしたくないというか、ここでバーディを獲ると決めたら、気持ちに左右されないようにちゃんとマネジメント通りにゴルフしたい」とメンタルコントロールをポイントに挙げた。
「きょうの一番大きかったところは最終ホールのセカンドだったと思います。あれが乗ってくれたので、いい位置で決勝ラウンドを迎えられる」。その言葉通り、あすの3日目はトップの秋吉翔太と、ライバル片岡との最終組での直接対決が実現した。
同い年の片岡や大岩龍一とは普段から仲が良く、練習ラウンドも頻繁に行う。片岡もまた、古川に対して「負けてられない」という気持ちを持っている。さらに古川は「一個下の清水大成だったり小斎平優和だったり、後輩ですけど負けたくないと意識していますね」と同世代で刺激し合っているのだ。
古川にとって、この「ダンロップフェニックス」は初出場。それでも「僕が福岡出身で、九州アマチュアもここで行われて、コースはよく知っていたので、その地の利を生かせたと思っています」と話す。古川は東海大学熊本キャンパスのゴルフ部出身。2年前、4年生のときの九州アマの舞台がこのフェニックスCCで、大会4日間と練習ラウンドを合わせると10回以上は回っているという。
今季からプロとしてツアー参戦したばかりの古川だが、6月の「日本ゴルフツアー選手権 森ビルカップ Shishido Hills」では最終日最終組を経験した。あすはそれ以来の決勝ラウンドでの最終組となる。
「優勝を意識するのは最終日のバックナイン。それまではホールに集中してやるべきことをするのが大事かなと思っています。優勝はもちろん考えていますけど、意識してプレーはしたくないというか、ここでバーディを獲ると決めたら、気持ちに左右されないようにちゃんとマネジメント通りにゴルフしたい」とメンタルコントロールをポイントに挙げた。