＜カシオワールドオープン　2日目◇26日◇Kochi黒潮カントリークラブ（高知県）◇7335ヤード・パー72＞

翌年の出場資格をつかむ争いで、まずは19人がふるい落とされた。予選ランドを終えて、賞金シードを保持していた藤田寛之、藤本佳則、塩見好輝が予選落ちでシード喪失した。

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加えて、外国人選手16人もシード落ち。これは、新型コロナウイルスの感染拡大により母国出国もしくは日本入国ができず、試合に出場することができなかった選手が多くいたため。キム・キョンテ（韓国）やブレンダン・ジョーンズ（オーストラリア）といった選手は2019年シーズンの優勝で来季も出場資格を得ているが、賞金シードは落とすことになる。

日本ゴルフツアー機構はこれらの選手に対し、特別に保障制度を設ける予定。出国・入国制限で出場できなかった試合数を計算し、来季はその数だけ試合に出場可能となる。そこで獲得した賞金額が、今季の賞金ランキング65位を越えれば、賞金シードとは別枠ながら出場資格を得ることができる。

一方で、ノンシードから大逆転を果たそうとしているのが、今野大喜。現在の賞金ランキングは78位だが、2日目を終え2位につける。直近3週間は出場人数が少ない関係で出場できなかったが、「いい結果でも悪い結果でも悔いのないように準備はしてきた」とここでしっかりと調整。一発逆転シード入りに備えてきた。